経験人数１。 ページ11
「は？って…お前、何だよ」
「何人落としてって…どういうこと？」
「は！？しらばっくれてんじゃねえぞ。あんな肩書きで呼ばれてんだから…俺以降の男とどんだけやってきたんだって言ってんだよ！」
「はぁ？」
またも呆れた。
こいつ馬鹿だわ。
「あんた、昔はこんなんじゃなかったわよ、どうしたの。思春期に欲が出なかったからおっさんになってから爆発した？」
「……昔からあったよ………当たり前だろ男だぜ…」
影一郎の身体の力が抜けたと思ったら、あたしの上に乗ってきた。体重全てが任せられて重い。
「ちょっと重い。離れて」
「いいだろ少しぐらい。俺にだってセクシーヒーローの胸貸してくれよ」
「俺にだってって…だからさぁ、あんた何勘違いしてんの？あたしあんた以外と、ないから」
「は？」
今度は影一郎が間抜けた声を出した。
何よその顔面白い。
「……嘘だろ？」
「嘘なわけないでしょ。あんたこそ、女性にモテるんだからかなりの経験人数でしょうに」
「……ばか、1人だわ」
「へ？」
あぁなんかさっきからアホみたいな声しか出してないわねあたしたち。
でもまぁ、ファンとはそういうことしない感じよねこいつは。
影一郎は起き上がってあたしから離れた。
「え…？」
「………」
顔が真っ赤。
「こっち見んなアホ…」
「何、おっさんのくせに。どうしたの？」
「うっせぇ…」
電気を消して、さっきと同じように影一郎はあたしに背を向けて布団を深くかぶった。
「……お前俺だけなのか？……何で？」
「何でって……したいと思わないから」
「名乗りの割には無欲だなおい…」
「お互いにね？」
影一郎は「俺は名乗ってねえよ、シャドウヒーローだわ」と笑った。
でもすぐに声を暗くしてこう言う。
「さっきはさ…すまん、睡…」
「ホントよ。教師同士なんだから、やめてちょうだい」
「うん…」
うん、て！うん、て何よ！31歳でしょ！？
可愛すぎか！！
「明日俺帰りに車取りに行くんだけどさ、朝は電車なんだわ。お前どうする？」
「ここら辺よくわからないからあんたと一緒に行くわ」
「そうか、わかった…おやすみ」
おやすみ、と言った影一郎は言ったそばからすぐに寝息を立ててぐっすりだ。
「……変な理想像押し付けるなよ…か」
もしかして影一郎が雄英に来た理由も、今日あたしと話をしたいと言った理由も、言えなかった理由も、この言葉にあるのかもしれない。
影一郎は何かを悩んでいるのかもしれない。
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JACK(プロフ) - 木綿豆腐の人さん» コメントしてみました間違ってたらすみませんw (2017年8月13日 12時) (
レス) id: 8f79e7693a (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 木綿豆腐の人さん» 普通に入るだけで良いのですね！検索かけてみます！ (2017年8月13日 12時) (レス) id: 8f79e7693a (このIDを非表示/違反報告)
木綿豆腐の人(プロフ) - ああ、すいません！でしたら、どうしましょう…葉っぱ天国ってご存知ですか？そこに、「仲良し」というジャンルの項目があるんですよ。そこをクリックして、「jack様と豆腐の部屋」という名前でスレを建てておきますね。そこでお話しましょう！ (2017年8月13日 12時) (レス) id: 9b2e5e9898 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 木綿豆腐の人さん» Twitterやっていないのですが…検索するだけでなんとかなりますでしょうか…？ごめんなさいSNS系はやっていなくて… (2017年8月13日 11時) (レス) id: 8f79e7693a (このIDを非表示/違反報告)
木綿豆腐の人(プロフ) - すいません。私何ぞが烏滸がましいですが、描かせて頂けますでしょうか。描かせて頂けるとのことでしたら、TwitterのＤＭでご相談を。木綿豆腐の人と入力すると、検索に引っ掛かると思われます。よろしくお願い致します！ (2017年8月13日 11時) (レス) id: 9b2e5e9898 (このIDを非表示/違反報告)
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