雄英体育祭�◆�！ ページ29
「最初の種目はこれよ！」
ミッドナイト先生が指すモニターには障害物競走、と書かれていた。
コースを外れなければ何をしてもいい、雄英らしいルール。
これは私すぐ落ちますね。
うん、案の定、入り口で動けない。
2人は？と思って探すと見つからなかった。
それにホッとする。
きっと進んでるからよかった。
麗音と美音と蓮ちゃんももちろん先を走っている。
「多分最下位だけど…とりあえずやり遂げなきゃ…」
無論、もう頑張るつもりはない、私はそこまでいい子ではない。
ただ、やる気ゼロだと流石に先生に怒られるかもしれないと思った。
なんとか人がどんどん前に行ったから入り口から抜け出すことが出来たのは一位を走っている人が綱渡りをしている時だということは知らなかった。
「つ、疲れた…」
何だか46位までがゴールして、それから10分以上経っても戻ってこれなかった人は強制終了らしい。
私はもちろん最下位だったので強制終了された。
「あ、優お疲れ！どうせ最下位でしょ？聞いてよ、ギリギリ通過した！」
額が少し汗ばむ映が、満面の笑みで私に向かってきた。どうせ最下位とは酷い。
「おめでとう映。私応援しとくね！」
「心操君は27位だったっけかな？おめでとうって言ってあげな！」
「うん！」
おーい、という声が聞こえて振り向くと麗音たちがいた。
「優お疲れ。どうせ最下位だろ？俺が18位、美音が23位、蓮が35位だったよな」
どうせ最下位。その通りです。
「……私、個性どう使えばいいかわからなかったよ、結局爺さん出せなかった」
「落ち込まないでよ蓮！麗音も使えてなかったし！」
「そうだな」
「おい、それはお前が言うことじゃねえだろ美音」
何だか途端に賑やかになって、胸があったかくなる。
そ、そうだよ心操君にもきっとこんな感情を…！
じゃあちょっと痛くなるのは何だろう。
麗音たちといても痛くはならない。
こう、ギュって、なんか締め付けられる感じ。
「……優？大丈夫か？ボーッとして」
「あ、う、うん！ごめん疲れたのかも」
「そっか、じゃあ次から応援よろしくな！」
麗音にうん、と元気よく返事をして観客席に行く。
その前に心操君は…
いた。
「心操君、お疲れ、一回戦突破おめでとう！」
「あ、愛原か。あぁ…ありがと」
「私最下位だから観客席で応援してるね！活躍してね！」
ハイテンションでそう言うと心操君は、ふっ、と息を吐いて「ああ」と言った。
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JACK(プロフ) - 木乃狐さん» コメントありがとうございます…人気作者様にこのようにコメントしていただいて嬉しいです…！ブランクが若干不安ではありますが少しずつ更新を頑張りたいですのでこれからもよろしくお願い致します！ (2018年3月3日 16時) (
レス) id: e30356960f (このIDを非表示/違反報告)
木乃狐(プロフ) - 復帰おめでとうございます！！ 陰ながら応援させていただきます……！！ 待ってます！！ (2018年3月3日 8時) (レス) id: 80a40f84b1 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - TATさん» ありがとうございますwでは心置きなくやらせていただきますw (2017年7月28日 23時) (レス) id: ecb4bac7c0 (このIDを非表示/違反報告)
TAT(プロフ) - JACKさん» どうぞww (2017年7月28日 23時) (レス) id: e53c7d6268 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - TATさん» すみませんそれ夢主にやらせるつもりでしたマジで負けた後にやらせようかとwwwマジです！wやらせていいですか？ww (2017年7月28日 13時) (レス) id: ecb4bac7c0 (このIDを非表示/違反報告)
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