特別な日 ページ6
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「かっちゃん、帰ろ！」
「わぁってるよ」
ぐいぐいと俺の袖を引っ張る。やめろ、破れる。
んな急いで行くことねえのに、何があるんだよ。
「今日はねー、特別なんだよねー！」
「んだよ、七夕が近いって？」
「まぁ半分正解だよ！他にはなんでしょう！」
今日は特別な日ぃ？7月5日ってなんかあったか。
つか何も多分知らされてないぞ。
また勝手に特別な日作ったなこいつ。
「はーい！時間切れ！正解は、七夕はマイク先生の誕生日なのであります！今日はそのプレゼントを買おうかなって！」
知るか。先公の誕生日なんか知ってる方怖いわ。
「なんで俺まで付き合わされなきゃなんねえんだ」
「そりゃあ幼馴染ですから！」
「理由になってねえよ」
そう言っても俺はいつも断りきれない。
俺の弱点はどこかって聞かれたら、多分こいつって答えるだろう。なんつーか、頭が上がらない。
「私にはわかってるぞー！かっちゃんは付き合ってくれるってね！」
見透かされたようでかなり気に食わない。
そのドヤ顔やめろ、ウザいから。
「………しゃーねえ、ついてくだけだぞ」
何回この流れになっただろうか。
このままいくと長い長い買い物に体力が奪われるだけだってわかってんのになぁ。
俺も甘いな。
「やった！かっちゃんやっさしー！」
Aはご機嫌で、スキップしながら女子が好きそうなファンシーショップに俺を引っ張りながら入っていった。
「うげぇ……眩しっ……」
店内はピンク一色で、チカチカする。
女性個性的アーティストの歌が流れている。
耳障りだ。
「わぁこれ可愛い！」
本当にちゃんと見ているかわからないぐらいの速さで次々と商品を手に取っていく。
「……おい、マイクに買うんだろ。なんでこんな悪趣味な物やんだよ。おかしいだろ」
「マイク先生は可愛い系のおじさんだからいいの！」
30のおっさんにこんなファンシーなもん似合わなすぎる。
そんなことはお構いなしに、Aはサイケデリックなぬいぐるみやらを、ああでもないこうでもないと言いながら、選び続ける。
マジか、ぬいぐるみやんのか。
「よぉし、これに決めた！」
Aが選んだのは、メガネをかけたクマのぬいぐるみだった。
「これね、裏にチャックが付いてて、中に入れられるんだって！手紙入れよー！」
「勝手にしろや。ドン引きされねえようになー」
女子の買い物に付き合うのは疲れる。
ほんと、そういうとこはうちのババアとも似てっかな。
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シャルア(プロフ) - あ、いいですよー。 (2017年9月9日 7時) (
レス) id: c6ec30f591 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - シャルアさん» わぁあ専門的になってきてわかりませんwでもそれ以上に爆豪君が好きなら素晴らしいですね！！そろそろチャット的になってきたのでもしよろしければこみゅーのほうで話したりはできますか？そちらで語れれば嬉しいです！ (2017年9月8日 22時) (レス) id: 5cbdd7f155 (このIDを非表示/違反報告)
シャルア(プロフ) - ドラゴンボールでは、ヒットさんとジレンがいいですが、勝己君がもっと好きです (2017年9月8日 22時) (レス) id: c6ec30f591 (このIDを非表示/違反報告)
シャルア(プロフ) - ありがとうございます！！しかし、ヒロアカが気になり始めたので、心移りすると思います。 (2017年9月8日 22時) (レス) id: c6ec30f591 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - シャルアさん» さっき作品見て来ましたがドラゴンボール好きなのですね。私はあまりよくわからないのですが17号と18号がかっこいいって思いますw (2017年9月8日 22時) (レス) id: 5cbdd7f155 (このIDを非表示/違反報告)
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