きもち JK ページ36
．
昨日は全く寝れなかった。
ヌナが目の前にいて、
気持ちが溢れ出してしまって。
泊まってほしい、なんて言わなきゃよかった。
鼻がくっつきそうな距離で眠るヌナに
何もしないように必死で、
たくさんの後悔が俺を襲った。
まだ日が昇る前に
頭を冷やすために走りに行って
帰ってきたらヌナはいなくて、
【ジョングギ、おはよう
支度しに部屋に戻るね
昨日は楽しかった、ありがとう】
置き手紙がベッドの上に置かれていた。
ありがとう、はこっちのセリフだ。
わがまま言ってヌナをたくさん困らせて。
鈍感すぎるのも、いい加減にしてほしい。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
静かな部屋に響いたインターホン。
JM「ジョングガ、ちょっと」
JK「おはようございます、ジミニヒョン」
いつもより真面目な顔をして、
ドアの前に立ってたジミニヒョン。
俺がドアを開けると
ズカズカと部屋に入ってきた。
JM「昨日の、なに」
JK「昨日、？」
JM「昨日テヒョンイがうるさかったんだけど！
ジョングギにA取られた！って」
そうか、テヒョンイヒョンは
JK「ヌナが俺を甘やかす日だって言うから
俺の部屋に泊まってって言いました」
JM「だからか…
Aにカトク無視されてるから嫌われたとか
ずっと言ってたんだよ、うるさくてさ」
とっくの昔に、もう
堕ちてるんだ。
JM「とにかく被害被るの僕だから
ちゃんと許可とりなよ！」
JK「ヌナは誰のものでもないのに
テヒョンイヒョンの許可が必要ですか？」
ジミニヒョンがギョッとした顔をした。
JM「……ジョングギもなの？」
その質問の意味は、たぶん
JK「…そうですよ」
JM「あーマジで、A罪深いわ」
髪をわしゃわしゃと乱したジミニヒョン。
JK「もしかしてジミニヒョンも敵ですか？」
JM「……、諦めたよ」
JK「なんで、」
JM「それはもう聞かなくても
ジョングギも感じてるでしょ」
勝ち目がないから、だ。
JK「ジミニヒョンはそれでいいんですか」
JM「思い出させないでよ、もう」
JK「それなら…
俺のこと応援してくれませんか」
JM「ごめん、どっちかを応援なんて無理だよ」
JK「…っ、ですよね、」
JM「でも2人とも応援するよ
僕はAの味方だから」
仕事に支障ないようにするんだよ〜、と
手をひらひらさせながら出てったヒョン。
JM「あ、そうだ
テヒョンイはまだ無自覚だからね
無自覚なあいつほど怖いものないよ〜」
ああ、ヒョンは意地悪だ。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2278人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みちゅ - いつも楽しく読ませてもらっています！テテオチ希望したいです！ (2020年3月11日 2時) (
レス) id: 7aaae84c5a (このIDを非表示/違反報告)
むも(プロフ) - はるかさん» コメントありがとうございます！グクオチ承知しました〜！ (2020年2月19日 13時) (レス) id: c2486a481e (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - グク落ち希望です〜！！いつも楽しく読ませていただいてます！ (2020年2月17日 15時) (レス) id: 950fb1bde6 (このIDを非表示/違反報告)
むも(プロフ) - moemoe_1026さん» いつも読んでいただいてありがとうございます！テテさん、承知いたしました！(^^)テテさん今最有力候補なので…、ドキドキ待っててください(^^) (2020年2月16日 17時) (レス) id: c2486a481e (このIDを非表示/違反報告)
むも(プロフ) - babe305901さん» コメントありがとうございます！テテさん、グク、ユンギさん！承知いたしました！ドキドキワクワク楽しみにしててください！(^^) (2020年2月16日 17時) (レス) id: c2486a481e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むも | 作成日時：2020年1月20日 22時
