#25. 茶 side ページ25
昨日、ゾムさんに休みかと問われ頷くと「ショッピくんの家を守って欲しい」と。
そして朝、2人が出勤する前にショッピくんの家に行き中に入る。
先にショッピくんが出勤、その後すぐに大先生とトントンさんが来た。
それを見ると手招きをして、ソファで寝る案内した彼の前に向かう。
丁度首が見える、真っ赤になった項。少しだがなにかの痕も見える。
「依兎瀬の首をこんなにした奴が来るかもしれへんから、もし来たら追い返してや。
二度と来させへんように、な。」
ゾムさんは説明の後に出勤した。
残された俺ら3人と依兎瀬くん。
そんな何も知らない依兎瀬くんが朝ごはんを立ち食いしている時、チャイムが鳴った。エントランスじゃなく、目の前の玄関横から。
「いーとーせーくん！」と聞いたこの無い男の声が聞こえた。
急いで俺は玄関に向かう、覗き穴から見るとそいつはいた。
後ろを振り返ると、依兎瀬くんは茶碗を落としこぼしている
それほどこの男に拒絶反応を見せるのか。それほどの奴なのか。
チェーンを付け、トントンさんを近くに呼び俺は少しだけど扉を開けた
「あ、開いた！」
「どちら様ですか」
「あれ、依兎瀬くんちゃうん？そっちこそ誰やねん」
「その依兎瀬くんの友人ですけど、」
そう言うと扉を掴んでガタンガタンと揺らしてくる。
あかんコイツ、頭おかしい
トントンさんの方に目をやると、眉をひそめて明らかにイラついてる様だった。
「開けんかい！！依兎瀬は、あいつは俺のやねんぞ！！」
「そんなのになった覚え一切無いですけど」
横からぬっと顔を出し、相手に圧をかけ始めるトントンさん
向こうも一瞬怯み、情けない声を出した。
それでもまた歯向かおうとするそいつは、また何かなんやかんや言っている
「ちょっと、行ってくるわ」
チェーンを外し外へ出たトントンさん
扉越しにいたその男とは身長差もあり、相手は少しずつ後ずさり
「な、なんやねん、」
「ここで話すんは近所迷惑やし、1回外出よか」
そう言って、エレベーターの方へと向かった。
俺は一旦扉を閉めて大先生と依兎瀬くんの方へ向かう
「だ、大丈夫やった？」
「大丈夫やんな、びっくりして落としただけやもんな」
『おん、びっくりしてん…皿割ってもうた、ごめん』
「気にすることないで！ショッピくんの家なんか皿いっぱいあるし」
『それもそうやな』
「そういう問題なんかな」
皆で片付けしている間、トントンさんを待った
何も無いといいけれど。
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chara＊doll＿サブ(プロフ) - 宮さんのw.r.w.r.d.の作品が大好きです…💓 完結おめでとうございます！これからも応援してます！またいつか宮さんのd!の作品が見たいです…！✨🍀 (2021年11月12日 16時) (
レス) @page41 id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)
Ok - ガチ泣きしてしまった (2021年11月8日 0時) (レス) @page38 id: f38258070c (このIDを非表示/違反報告)
つむ - 初めてですが、とってもおもしろかったですー。お身体に気をつけて、更新頑張ってください！ (2021年10月14日 14時) (レス) id: c4476d5627 (このIDを非表示/違反報告)
はくまい(プロフ) - 何某さんのd小説待ちわびてました〜！！！今回も凄い面白いです、ありがとうございます😭😭😭 (2021年10月13日 18時) (レス) @page5 id: 5573920f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 x他1人 | 作成日時：2021年10月13日 18時
