女子会in沖縄(2) ページ23
「私は、公衆の面前で発表しちゃったし言えるけど…裕一が好き」
「おお〜…今でも、まだ好きなんだ?w」
「うん。てか…日に日に、好き度が増してんだけどwヤバい」
「うっわー…そこまで言い切られると、逆にカッコいいね。うんw」
照れることなく言い放つ志田に、降参と言った感じで、頭をポリポリかく冬優花。
「あんたは、好きな男いないのかい?」
「私は…いないですねw」
トメ婆さんに振られて、答える長濱を見て…志田が口を開いた。
「ねる…裕一のこと、好きじゃないの?」
「えっ!?さっちゃんは…ただの幼なじみだから」
「ウソだ。ねる…私に気をつかって、身を引こうとしてるんじゃない?」
「そ…そんなことないから!」
志田と長濱の不穏な空気を察して、冬優花が仲裁に入ろうとするが…。
「ふ…二人とも、とりあえず落ち着いてw」
「ふーちゃんは、少し黙ってて!!」
「は…はい」
冬優花を制し…再び長濱に向き合うと、志田は真剣な表情で話し始めた。
「ねる、恋と友情は別だよ。私を理由に、裕一の事あきらめようとしてるなら…怒るから」
「愛佳…ありがと。そうだよ、私も…さっちゃんのこと…ずっと…ずっと好きやった!!」
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作者名:天道一番 | 作成日時:2017年3月27日 1時