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私や炭治郎が背中の刀を出そうとした時
素早く炎柱様が私達の前に立った
煉「...車掌さん、危険だから下がってくれ」
その背中は逞しく、私達を庇うように立っている
煉「火急の事故、帯刀は不問にしてもらいたい」
車両が揺れる
空気が淀む
善「ヒィ！！」
炭「!」
目の前にはいつ現れたのか巨大な鬼
煉「その巨躯を隠していたのは血鬼術か。...気配も探りづらかった」
煉「しかし、罪なき人に牙を向くようなら...この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす！」
ビリビリと背中から感じる殺気
....これが、炎柱煉獄杏寿郎.....
鬼は耳が痛くなるような咆哮を上げこちらに迫る
煉「"炎の呼吸 壱の型"」
彼の刀と彼自身が炎になる
煉「"不知火"!!」
一瞬だった
地を蹴りこちらに向かう鬼の横に行くとそのまま首を一撃
その勢いのまま隣の車両へ
鬼は私達の目の前で塵となった
炭「...すごい、一撃で...」
「.........」
煉「...もう一匹いるな。ついてこい」
その声に炭治郎、伊之助くん、「置いていくなよおおおお〜」と泣きながら追いかける善逸くんが駆けていく
"杏寿郎くんと一緒にいたいのなら、彼を護れるくらい強くならなければならない"
「..........」
ギシリと胸を掴むような痛みと口から出そうになった弱気な言葉に気づかないふりをして私は皆の元へ走った
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riry(プロフ) - はなさん» 教えて頂きありがとうございます！今確認したらオリジナルの所が間違ってチェックされてました...。これで消えたと思うのですが... (2021年11月22日 16時) (
レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ (2021年11月22日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riry | 作成日時：2021年11月21日 10時
