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目を開けたら目を瞑ったままなのかと勘違いする程の闇の中にいた。
「ここ、は...」
だんだんと眼が慣れてくる
「蝶屋敷....？」
私が以前お世話になった部屋と同じ間取りだった
「...っ...！」
身体中が痛い..！
私の呻き声が聞こえたのか部屋の扉が開いた
ア「....！Aさん！？目が覚めたんですね」
「あ、アオイさん...」
私の声は掠れ、喉が張り付くような違和感があった
ア「少しお待ちください！お水持ってきますね！」
ぱたぱたと足音が遠のき、再び戻ってきたアオイさんの手には水の入った吸口
ア「どうぞ。ゆっくり飲んでください」
ゆっくりと飲めば喉を水が通り、少し話しやすくなった
「あの、杏寿....いや、炎柱様や炭治郎は？」
ア「ご説明します。とにかく、Aさんの目が覚めて本当によかった...!」
アオイさんは優しく微笑み、その瞳には涙が滲んでいた
ア「まず。炎柱様も炭治郎さんもご無事です！お二人共既に目を覚まされていますよ」
お二人共に怪我も治りつつあり、任務にも行けるようになるとのことだった
「....よかった..」
心底ホッとした私をアオイさんが複雑な顔で見ていたことには気づかなかった
ア「...そしてAさん。あなたは無限列車の日から意識が戻らず、今日で一ヶ月と十日経ちました」
「......ぇ..？」
アオイさんは目を潤ませ少し微笑みながら話す
ア「本当に、よかったです。...まだ目覚めたばかりです。しのぶ様にはお伝えしておきますので今はまだお休みください」
では。といつもの顔に戻ったアオイさんはまた様子を見に来ますと言い部屋を出て行った
.....よかった
お兄ちゃんも、炭治郎も、無事だった....
安心と目覚めたからなのか痛みを感じる様になった身体に限界が来たのか気づいたら眠っていた
そして、次に目が覚めたとき
煉「A...！」
目に涙を溜めた杏寿郎お兄ちゃんが私の手を握ってくれていた
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riry(プロフ) - はなさん» 教えて頂きありがとうございます！今確認したらオリジナルの所が間違ってチェックされてました...。これで消えたと思うのですが... (2021年11月22日 16時) (
レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ (2021年11月22日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riry | 作成日時：2021年11月21日 10時
