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"破壊殺 滅式"
父はその攻撃で鳩尾を
母は心臓を一突きだった
同じ攻撃名
恐らく狙うのはお兄ちゃん
私では猗窩座の頸は取れない
.....ならば私は、大事な人を護る方を選ぶ
"いざという時の速さは杏寿郎と同じか杏寿郎より速いだろう"
槇寿郎さんは今のこの事を言ったのかな
一瞬......全てがゆっくりに見えた
お兄ちゃんと私の刀が猗窩座に届く少し前
私は猗窩座とお兄ちゃんの間に滑り込みお兄ちゃんを思いっきり蹴り飛ばす
お兄ちゃんの腹に私の足が入るのと同時に
私の腹に激痛が走る
「.....っ....」
後ろでAと叫ぶ声がした
猗「！？またお前か！？ふざけるな！！弱い塵が！！」
父と母は、この痛みを感じたのか
激痛のはずなのに不思議と頭は冷静だった
猗「最悪だ！！俺と杏寿郎の邪魔をするな！！」
私の腹に刺さる腕を引き抜こうとする
その時、猗窩座が少しふらついた
私の腹からはダラダラと血が流れている
猗「っなんだ....これは....！」
私はニヤリと笑う
「猫に木天蓼っ....鬼には....稀血....！」
刀を手放し、両手で刺さる腕を力いっぱい掴む
「逃さないっ......っ杏寿郎お兄ちゃん！！っ....早く！」
猗「っ離せ！離せえええ！」
後ろからは身体が震え上がる程の殺気
煉「っ炎の呼吸！ 壱丿型！ 不知火！」
綺麗な炎が舞い
猗窩座の頸に食い込む
猗「ガアアアアアア！！」
「っぐうっ！ぅあああああ！」
煉「おおおおおおおおお！！」
日が昇り始めたことに焦り私の腹から腕を引き抜こうとする猗窩座
その腕を離すまいと腕に力を込める私
頸を切ろうと刀にこれでもかと力を込めるお兄ちゃん
......しかし
ブチッ！…
「！！」
煉「くっ！！」
猗窩座は腕を引き千切り森の奥へ行ってしまった
「ぁぁ...」
.......お父さん、お母さん、ごめんなさい。仇は取れなかった
煉「A！！」
...でもね。杏寿郎お兄ちゃんを失わなくてすんだ
怪我をさせてしまったけど、きっと...大丈夫
...だから、もういいでしょ？
....お父さんと、お母さんに.....会いたいよ
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riry(プロフ) - はなさん» 教えて頂きありがとうございます！今確認したらオリジナルの所が間違ってチェックされてました...。これで消えたと思うのですが... (2021年11月22日 16時) (
レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ (2021年11月22日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riry | 作成日時：2021年11月21日 10時
