16 杏寿郎 ページ16
....これが、上弦の参...
攻撃してもすぐに再生されてしまう
そしてこの速さ....
...俺はここで死ぬかもしれないな
だが、俺は俺の責務を全うする。
ここにいる者は誰も死なせない。
...若い芽は摘ませない
ザンッ！！
煉「！？」
目の前に刀が降ろされ、俺に当たるはずだった拳はその腕ごと切り落とされた
猗「？何だ、お前っ！！」
目の前の彼女は俺の知っているAなのだろうか
鬼を蹴り1つで吹き飛ばす威力と殺気
煉「っA...ぐっ！？」
頸に衝撃が走る
気づけば俺は意識を失っていた
猗「あの時のお前は無様だったなあ！」
炭「！煉獄さん！！」
上弦の参が嘲笑う声と、目に涙を溜め青い顔をしている竈門少年の声に意識がはっきりした
Aは？.....まさか....
目の前では砂埃舞う中激しい戦いを繰り広げる二人
煉「A...！ぅっ...」
骨の折れた部分が痛みを増し動きを鈍くする
目の前では彼女が必死に上弦の参からの攻撃を受け止めている
猗「秀一も馬鹿な男だ！俺と同じ鬼になれば鍛錬し続けられたんだ！！」
....秀一？
Aのお父上と同じ名前...
猗「そして女の方も馬鹿だ」
猗「お前のような弱い娘を庇った為に死ぬことになったのだからな！」
彼女の腹に猗窩座の拳がめり込んだ
「ぐっ....！」
猗「お前がいなければ秀一もあの女も生きていたかもしれないのになあ！！」
Aの頬に一筋の涙が伝った
.....ああ、そう言うことか
あの鬼が彼女の両親と彼女の幸せを奪った張本人なのだな
炭「っ！」
善「ヒィ！？」
伊「....ゾワッ...」
......なんとも腹立たしい
彼女を侮辱したことも含め、万死に値する
静かに立ち上がった俺を３人は真っ青な顔で震えて見ている
煉「竈門少年、黄色い少年、猪頭少年。応急処置、感謝する」
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riry(プロフ) - はなさん» 教えて頂きありがとうございます！今確認したらオリジナルの所が間違ってチェックされてました...。これで消えたと思うのですが... (2021年11月22日 16時) (
レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ (2021年11月22日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riry | 作成日時：2021年11月21日 10時
