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私の反応を見て「やはりか」と溜息をつかれた
「....まだまだ私は弱いのです。これでも足りないくらいだと思ってます」
杏寿郎お兄ちゃんにはまだまだ追いつけない...
槇「お前にはお父上からの体術がある。それに関しては俺も、恐らく杏寿郎も敵わない。自分を安く見積もりすぎだ」
それでも...鬼殺隊になったからには剣術も追いつかなければ鬼は滅せない
不満気な私に更に溜息をつく
槇「それにだ」
前を向いた槇寿郎さんは優しく微笑む
槇「杏寿郎は弱くない。俺とは違う。立派な息子だ」
「....！」
槇「あいつの事を考えるならまずは己を護れるようになれ。」
ポンと私の頭に手を置き優しく微笑むのは
昔よく見た優しい槇寿郎おじさんの顔だった
「....はい」
もう暗くなるし、一応女だからと冨岡さんの家まで送ってもらった
槇「じゃあな」
「はい。ありがとうございました。またよろしくお願い致します」
頭を下げ、家の中に入る
................
※目線なし
Aが家に入るのを確認し、角を曲がった所で立ち止まる
槇「...出てこい。...杏寿郎」
槇寿郎の低い声
風と共に目の前に現れた杏寿郎は気まずそうに顔を顰める
煉「...父上」
何故気づかれたのか、何故Aと一緒にいたのか..と聞きたげな杏寿郎の視線を無視する
槇「見張っていたのか」
煉「...申し訳ありません」
シュンと謝る杏寿郎の顔は昔瑠火に怒られた時と同じ顔で、槇寿郎は懐かしさに顔を綻ばせる
槇「...いや。俺が悪い」
槇寿郎の言葉に杏寿郎が驚く
槇「...帰ろう。今日は非番か？杏寿郎と千寿郎とゆっくり話す時間が欲しい」
煉「.....！！っはい！今日は非番故、朝までお付きあい致します！！」
杏寿郎の嬉しそうな大きな声が静かな夕暮れに響いた
槇「やかましい！！その声の大きさはどうにかならんのか！！」
煉「すみません！！つい！！」
槇「やかましい！！！」
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riry(プロフ) - はなさん» 教えて頂きありがとうございます！今確認したらオリジナルの所が間違ってチェックされてました...。これで消えたと思うのですが... (2021年11月22日 16時) (
レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ (2021年11月22日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riry | 作成日時：2021年11月21日 10時
