検索窓
今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:83,888 hit

42 ページ42

後「つきましたよ」


 「ありがとうございます」


後「いえ。それではこれで」





後藤さんは私を降ろすとまたいなくなった



速いなあ....




そんな事を呑気に考えていたら






胡「Aさーん?」



 「....ひっ」




後ろにはニッコリと笑顔を貼り付けたしのぶ様が青筋を立ててこちらを見ていた







胡「...まったく。無茶しすぎです!あんな強く腕に突き刺して!」




 「〜〜〜っ!!いぃいいたい!!!」



ニコニコと怒るしのぶ様は私の腕を容赦なく消毒する




胡「あら?そんな泣くほど痛い傷をつけたのはどこのだれでしょう?」



 「うぅぅうああいいいい!!」




そんな私の叫びを気にすることなく包帯を巻かれる





胡「終わりましたよ。...Aさん」




 「は、はい....」





私の手をキュッと握るしのぶ様




胡「もっと自分を大事にしてください」




 「っ....」


泣きそうな顔のしのぶ様に心が痛む





胡「あなたを見ていると怖くなるんです。...生きていることが辛そうに見えるんです。」




...私はそんな顔をしているのか





 「...しのぶ様、ごめんなさい。...」




どうしよう。と思った時、大きな声がした






煉「胡蝶!失礼する!Aはいるだろうか!!」



 「!?」

胡「...診察室にいますよー」





先程までキュッと本当にキュッと優しく握られていた手は





ギュうぅうううっと音が出そうなくらい力強く握られ、逃げようとしたのに逃げれない






なんとか格闘するも逃げられず




煉「失礼する」







背後には確実に怒っているだろう炎柱様が入ってきてしまった

43→←41



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
279人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

riry(プロフ) - 滴さん» こんにちは。ご指摘ありがとうございます!こちらが気づいて修正しなければならない所、教えて頂きありがとうございます。滴さんのご指摘、全て正しいです。申し訳ないやらありがたいやら恥ずかしいやら...です。 (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
riry(プロフ) - あっつぁんさん» コメントありがとうございます!初作品の為緊張しているのですが、とても嬉しいです!これからも読んで頂けたら嬉しいです!よろしくお願い致します! (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 28のここの部分 なんの事だろうと思っていると中からしのぶ様が洗われた これ正しくはしのぶ様が現れたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page28 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく27のここの台詞 胡「なるほど...。○○←ナマさんが負傷した、血を流してから鬼の動きが鈍くなったと...」 これ正しくは負傷し、ではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 27のここの部分 昨夜の文には、傷を見てほしいことと、鬼に言われた”マレチ"というものが何か教えてほしい"と書かせて頂いだ これ正しくは書かせて頂いたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:riry | 作成日時:2021年10月13日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。