涙を炎に

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胡「....煉獄さんがとても心配していましたよ」






包帯で包まれた私の腕を優しく擦るしのぶ様




胡「私もです。少量とはいえ毒を受けていました。あのまま歩いて蝶屋敷まで来て頂くのは危険と判断してあの様にさせて頂きました。」




あの時は私の事も警戒していたでしょうし？と言われ納得する





その後、また起こしますからお休みくださいと言われ少し眠り日が登った頃、柱合裁判へ隠しの方に背追われて行くことに





炭治郎に関しては詳しく教えてもらえなかった










隠「こちらでお待ちください。お館様が呼ばれましたら出てください」


　「わかりました」



私は室内の小部屋に案内された



襖は閉められているため音や声でしか状況はわからない






私を背負ってくれていた後藤さんは、私に説明を終わらせるとササッと走って行った






その数分後、後藤さんの怒鳴り声が聞こえた




後「いつまで寝てんだ！！柱の前だぞ！！」





柱...




しのぶ様達もいるのか





"鬼を連れている隊士"


"隊律違反"



そんな言葉が聞こえた時、よく通る大きな声が聞こえた







煉「裁判など必要ないだろう！我らのみで対処可能！鬼もろとも斬首する！！」








.....柱としてのお兄ちゃんは。こんなにも考えなしなのか。...それとも冷酷であらなければならないものなのか





なんの事情も聞かず罵り、命を軽んじるようや発言に腹が立つ







拳をグウっと握りしめていると襖の外から「入っていいかい？」と優しい声がした









どうぞ。と返答をしてから入ってきたのは






　「初めましてA。よく来てくれたね」






名乗らずともわかる





お館様だった

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