涙を炎に

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鬼に狙われやすい...？


不「お前の血に鬼が群がるってこったァ」




　「...群がる...」



私は自分の腕をみた




...ひょっとして。これは武器にもなるのでは？




　「...あの、鬼の動きが鈍くなったのもそれが原因なのでしょうか...」



もしそれが原因なら、腕とかを切ってその匂いで動きを鈍くさせれば鬼を殺せるかもしれない



それって、最高の武器なのでは...！？



不「...オマエ、まさかその血を武器にしようってんじゃねェだろうなァ」




まさに今考えていることをそのまま言われジロリと睨まれる



　「,.........」




その反応で不死川さんはわかったのだろう





不「バカなことすんじゃねェ。嫁入り前のガキが...」



胡「そうですよ。それに傷をつけた場所によっては致命傷になりかねません。...まずは、御自分の身体を大事になさってください」





二人からの言葉に何も言えなかった

あまりにもお二人が私の身を案じてくれたから






...正直、自分の命なんかどうでもいい



大事な人を殺そうとする鬼を殺せるならそれでいい





御二人の前では大人しく頷いたが...







この身体を...この武器を使わない手はない








蝶屋敷からの帰り道、凜から任務の指令が下った




凜「那田蜘蛛山へムカエー！竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助ト合流セヨー！」




　「！！」



炭治郎...禰豆子ちゃん...




　「了解！凜、案内して！」



凜「マカセロ！」









私は思いっきり地を蹴った






↓↓
皆様、お読み下さりありがとうございますm(_ _)m
何だか私が妄想する冨岡さんと不死川さんは、夢主様を妹のように心配するお兄ちゃんキャラになりそうです...



優しく過保護なお兄ちゃんが増えていく夢主...

どうする杏寿郎お兄ちゃん！！

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