涙を炎に

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数日後、しのぶ様から蝶屋敷にきてほしいと文が届いた



冨岡さんに一言告げ、蝶屋敷へ向かうと門の前には白髪の男性



羽織には「殺」....




え、怖




？「あァ？誰だテメェ」




目が合って早々ギロリと血走った目に睨まれる


え、待って本当に怖い



　「あ、えと、しのぶ様に呼ばれまして...」



？「....あァ、胡蝶が言ってたのはテメェのことか...」



　「？」



なんの事だろうと思っていると中からしのぶ様が現れた



胡「すみません。お待たせしました。...あら？もうお会いになられたのですね」




　「？」



胡「詳しくは中で。どうぞ」




私とその男性は診察室へ案内された






胡「Aさん。こちらは私と同じ柱、風柱の不死川実弥さんです」




ぇ.....へ！？

　

　「！？し、失礼致しました！階級癸、Aと申します！風柱様」






先程挨拶もせずジロジロと見てしまった。なんて失礼なことを...！




不「...いや、大丈夫だ。気にすんな」





私が勢いよく頭を下げたからか動揺されている？
　



胡「まあまあ、頭を上げてください。不死川さんもAさんも座ってくださいな」





椅子に座ると、しのぶ様が少し険しい顔をした




胡「Aさん、検査の結果、あなたは稀血であることが分かりました。...それも恐らく不死川さんよりも強いものかと」
　




　「強い...？」





不「！？胡蝶、それは」





胡「...血が濃いということです。...恐らく、任務に行けば鬼たちはあなたを狙うでしょう」

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