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煉「......は?」
これで、私の事なんか嫌いになればいい
低く低く聞こえたその声を無視し、「失礼致します」と頭を下げ、襖にてをかけた
.......つもりだった
「っ!!?」
背中に衝撃が走る
目を開ければ視界いっぱいに炎柱様の顔
煉「.....ふざけるなよ?」
その瞳は怒りに燃えている
煉「君がいなくなってからどれだけ俺が心配したかわかるか?君がもうこの世にいないかもしれないと思った時、どれだけ俺が絶望したかわかるか?」
ギリギリと掴まれている手に力が入る
痛い
煉「いくら君であっても、俺の大事なAを殺すことは許さない」
悲痛な声に何も言えない
煉「鬼殺隊も辞めなさい。君を危険に晒したくない」
「!?何をっ「黙れ」」
凄まじい怒気
自分の身体が震えているのがわかる
スゥ と今までの険しい顔が無表情になる
煉「それとも、子でも孕めば君は鬼殺隊を辞めてくれるか?」
ブワッと身体中から汗が吹き出るのがわかった
抵抗も虚しく、炎柱様の顔が近づく
この人は、誰?私の知ってる人?
その時
千「失礼致します。お茶をお持ち致しました。入ってもよろしいでしょうか」
「!くっ...!」
千寿郎くんの声に一瞬、掴まれている手の力が緩んだ
その隙を逃さず振りほどき、距離を取る
「私は鬼殺隊を辞めるつもりはごさいません。失礼します!」
襖を勢いよく開け廊下に出れば
驚いた瞳と目が合ってしまった
千「Aさん....!?」
「っ失礼致します。お邪魔しました」
その目を振り払い私は煉獄家から逃げた
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riry(プロフ) - 滴さん» こんにちは。ご指摘ありがとうございます!こちらが気づいて修正しなければならない所、教えて頂きありがとうございます。滴さんのご指摘、全て正しいです。申し訳ないやらありがたいやら恥ずかしいやら...です。 (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
riry(プロフ) - あっつぁんさん» コメントありがとうございます!初作品の為緊張しているのですが、とても嬉しいです!これからも読んで頂けたら嬉しいです!よろしくお願い致します! (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 28のここの部分 なんの事だろうと思っていると中からしのぶ様が洗われた これ正しくはしのぶ様が現れたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page28 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく27のここの台詞 胡「なるほど...。○○←ナマさんが負傷した、血を流してから鬼の動きが鈍くなったと...」 これ正しくは負傷し、ではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 27のここの部分 昨夜の文には、傷を見てほしいことと、鬼に言われた”マレチ"というものが何か教えてほしい"と書かせて頂いだ これ正しくは書かせて頂いたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riry | 作成日時:2021年10月13日 0時