17-07 友達の妹と行き止まり ページ7
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ﾋﾞｰﾙを頼んでおいて欲しいとお願いして個室から出て、扉を閉めた瞬間に息を吐いた。
ｼﾞﾆｮﾝちゃんがせっかく歩み寄ってくれてるのに、それに答えられない自分がいる。
優しく笑ってくれるのに、ｼﾞﾆｮﾝちゃんを取り巻く空気が相変わらず恐くてどうしても萎縮してしまう。
あー、こんなんじゃ駄目だぁ・・・と、ﾄｲﾚに足を進めながらも軽く落ち込んでしまう。
ﾄﾞﾝﾍとﾋｮｸがせっかく紹介してくれたのに。
彼女なのかとかはもう分かんないけど、あの二人と仲良いのは間違いないのに。
だってｵｯﾊﾟって言ってるもんね？
こっちでは血の繋がりがなくても仲の良い人はﾋｮﾝとかｵｯﾊﾟとか言うんでしょ？
前にﾋｮｸが教えてくれたし、それにﾘｸも言ってた。
ということは、ﾄﾞﾝﾍとﾋｮｸとかそんな感じの仲の良さってことでしょ？
それなら私も友達の妹として大切にしなきゃいかんのにぃっ！
ﾄﾞﾝﾍとﾋｮｸも私とｼﾞﾆｮﾝちゃんが仲良くなることを望んで、わざわざ誘ってくれたんでしょうに。
それなのにこのばかもん！と、自分の頭を殴る。
ﾄｲﾚから戻ったら気持ちを切り替えて、私からもどんどん歩み寄ろう！
よしｯ！と意気込んで顔を上げた瞬間に足が止った。
何故か…目の前のもうすぐって所に壁がある。
言うなれば行き止まりに来てしまったらしい。
ﾄｲﾚがあるっぽい方向に歩いてたのに何でこんなとこに？
後方を見ると真っ直ぐ歩いて来たと思っていたのに、いつの間にか角を曲がっていたらしい。
とりあえず来た道を引き返すことにしたは良いけど、その前にﾄｲﾚってどこにあるんだろう。
廊下沿いにずらりと並ぶ個室の扉が幾つもあり、自分がいた部屋すらも覚えてない。
店員を探してﾄﾞﾝﾍの名前を言えば何とかなるかな…。
店の中で迷子なんて…ﾄｲﾚにも行きたいのに…。
「あの、どうかしましたか？」
店員かと思い振り向くと、明らかに店員ではなさそうな男性が立ってた。
あれ？この人どこかで・・・
A「その…、お店の中で道に迷ってしまったみたいで・・」
「どこに向かってるんですか？」
A「まずはお手洗いと・・・あとは自分がいた個室まで忘れてしまって」
「俺が案内しますよ」
A「え？良いんですか？」
男性は、はいと言って微笑むと小さく会釈する様に頭を下げる。
それで思い出した。
A「あ！もしかして私と社長室で会った方じゃないですか？」
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SuHyun(プロフ) - 17完結おめでとうございます☆ シウさん、気になりますね……。次章も楽しみに読みます！ (2012年7月10日 13時) (
レス) id: b608d0c232 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞かのかｵﾝﾆ☆ わーん！お久しぶりです！作者、ｵﾝﾆに見捨てられたのかと少し不安でした(TдT)良かったぁ♪ 寝るの早かっただけなんですね！良かったぁ(T ^ T) (2012年7月9日 22時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞テムさん☆ ありがとうございます♪ テムさんも願いを叶えて…(T ^ T)☆ 作者、感動しております！これでまた、18でも頑張れます！ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞maruさん☆ わー！作者の願い事叶えてくれるんですね！？作者、七夕の願いが叶うの初めてです(≧w≦)♪ ありがとうございます！嬉しいです♪ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
テム(プロフ) - １７完結おめでとうございます!!あ、わたしもﾓｼﾞｮさんの願いを叶えちゃいますよ(ﾉ∀`)続き楽しみにしています( ´ ▽ ` )ﾉ (2012年7月8日 18時) (レス) id: b396880c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年6月17日 22時
