17-38 皆のやり取り ページ38
■ A ■
あのﾋﾟﾘﾋﾟﾘした重苦しい空気から私を救ってくれた一本の電話。
部屋から出てすぐに電話に出る。
［もしもし。邪魔したか？］
私の携帯を鳴らしてくれた救世主はｲｪｿﾝだった。
A「ううん。大丈夫」
本当は“ｲｪｿーﾝ！”って泣きつきたいくらいの勢いだったけど、普通の声で話した。
A「さっきmailありがとう。どうしたの？」
ｲｪｿﾝ［声を聞きたくなった］
A「私の？」
ｲｪｿﾝ［ん、だからAに電話してるんだが］
A「大した声ではないけれど・・」
ｲｪｿﾝ［元気そうで安心した。どうだ？何か困ったことはないか？］
私が答えようとしたら、電話の向こうで“あー！僕には電話するなって言ったくせに！”というｿﾝﾐﾝの声が聞こえて来た。
それに対してｲｪｿﾝは、それはﾄﾞﾝﾍにだろ…俺はAに掛けてると答え、
さらにそれに対してｿﾝﾐﾝが“それって俗に言う屁理屈ってやつだよ！”とﾌﾟﾘﾌﾟﾘした声を出す。
ｿﾝﾐﾝ静かにして。今電話中だからとｲｪｿﾝが言うと、“あとで、代わってよね！”とｿﾝﾐﾝが答えた。
何か二人の表情が想像出来る。
ｲｪｿﾝが少し困った顔をしていて、ｿﾝﾐﾝは頬を膨らましてるのかな？
ｲｪｿﾝ［A、ごめんな。皆と離れて電話するべきだった］
A「ううん、楽しそうだね」
ｲｪｿﾝ［ん・・そっちは楽しくないのか？］
A「楽しいよ？ご飯もお酒も本当に美味しいし」
ｲｪｿﾝ［・・なら良いんだが。何かあったらすぐに言って来るんだぞ？］
A「ありがとう」
ｲｪｿﾝ［じゃぁ、ｿﾝﾐﾝと代わるな？］
うん、と言ってｲｪｿﾝがｿﾝﾐﾝに電話を代わるのを待っていたら
［もしもし？A？］
と、聞こえて来た声はｿﾝﾐﾝではなくｷｭﾋｮﾝだった。
すると、“ちょっとｷｭﾋｮﾝ！僕の番！”と、ｿﾝﾐﾝの声がする。
ｷｭﾋｮﾝ［ﾄﾞﾝﾍ兄さんに変なことされてない？］
されてないよと答えると、向こうの方から“無視しないで！”と言うｿﾝﾐﾝの声と、
“A〜！あんまり飲んじゃ駄目だよ〜！”っていうﾘｮｳｸの声がした。
それに対して、ｷｭﾋｮﾝが静かにして下さい！と、二人に言い放った。
電話の向こうの皆のやり取りがほんわかしていて妙に安心する。
皆、ｲｪｿﾝの携帯の側に集まってるのかな。その姿を想像するとおかしくなった。
そして少し・・少しだけ思った。いいなって。
17-39 ｲｪｿﾝ兄さんの大きな声→←17-37 予期せぬ展開
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SuHyun(プロフ) - 17完結おめでとうございます☆ シウさん、気になりますね……。次章も楽しみに読みます！ (2012年7月10日 13時) (
レス) id: b608d0c232 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞かのかｵﾝﾆ☆ わーん！お久しぶりです！作者、ｵﾝﾆに見捨てられたのかと少し不安でした(TдT)良かったぁ♪ 寝るの早かっただけなんですね！良かったぁ(T ^ T) (2012年7月9日 22時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞テムさん☆ ありがとうございます♪ テムさんも願いを叶えて…(T ^ T)☆ 作者、感動しております！これでまた、18でも頑張れます！ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞maruさん☆ わー！作者の願い事叶えてくれるんですね！？作者、七夕の願いが叶うの初めてです(≧w≦)♪ ありがとうございます！嬉しいです♪ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
テム(プロフ) - １７完結おめでとうございます!!あ、わたしもﾓｼﾞｮさんの願いを叶えちゃいますよ(ﾉ∀`)続き楽しみにしています( ´ ▽ ` )ﾉ (2012年7月8日 18時) (レス) id: b396880c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年6月17日 22時
