17-36 がっちり ページ36
■ A ■
ﾄﾞﾝﾍが元気になればいいんだけど・・。
ﾄﾞﾝﾍ「あのさ、ｼﾞﾆｮﾝに気を遣わなくていいから」
ﾊｸﾞをしたままの私達だけれど、ｼﾞﾆｮﾝちゃんのことをすっかり忘れていた。
A「ﾄﾞﾝﾍ…あの、もうすぐｼﾞﾆｮﾝちゃんも戻って来ると思うんだけど・・」
ﾄﾞﾝﾍ「うん？だから？」
あの・・良いのですかって聞いてるんだけどな。
ｼﾞﾆｮﾝちゃんってﾄﾞﾝﾍの何なの？
ﾄﾞﾝﾍ「ｼﾞﾆｮﾝのことはいいから今は俺を慰めて？」
A「ﾄﾞﾝﾍが良いなら良いんだけど・・」
ﾄﾞﾝﾍ「ん、いいの。俺はまだこのままが良いんだから」
ﾄﾞﾝﾍの腕には力が入り、頭もﾍﾞｽﾄなﾎﾟｼﾞｼｮﾝを探してるのかもぞもぞと動くから、髪の毛が頬に当たってくすぐったい。
しかもいつもとは違って驚くほど甘い声だった。
A「ﾄﾞﾝﾍって甘えん坊だね」
ﾄﾞﾝﾍ「多分、今のところAにだけね」
何でもﾄﾞﾝﾍには、甘えられる人と付き合ったことがないから今度は甘えられる人を好きになるって予定があるらしい。
A「そっかぁ。そういう人に出会えたらいいね」
ﾄﾞﾝﾍはありがとうと言うと、またﾓﾔﾓﾔしてるのか溜め息をついた。
私も最近色々考えることが多いけど、やっぱり皆も色々考えてることがあるんだな。
溜め息が出たり涙が出そうになったりして、辛くて逃げたくなるのに、考えることからは逃れられないものなのかな・・
私もﾄﾞﾝﾍの肩に頭をもたれさせて、そんなことを考えてたら、
「何してるんですか！」という大きな声がして急いで頭を上げた。
ｼﾞﾆｮﾝちゃんが部屋に戻って来た訳なんだけど、これまでにないくらいの怒りｵｰﾗが出てる。
顔も怒ってるっていうのが一発で分かった。
何だか自分がとんでもないことをしてる気がして、慌ててﾄﾞﾝﾍから身体を離そうとしたのに、
「ｼﾞﾆｮﾝには関係ない。俺は慰めて貰ってんだよ」と、ﾄﾞﾝﾍががっちりと私を掴んで離してくれない。
ｼﾞﾆｮﾝ「Aさん…私すぐに戻るって言いませんでしたっけ？」
今までにないほどの低い声だった。
A「言って・・ました」
ﾄﾞﾝﾍ「俺の友達に失礼なこと言ったら許さないよ？」
ﾄﾞﾝﾍが少し低めの声でそう言うと、ｼﾞﾆｮﾝちゃんの目が私を捉える。
ｼﾞﾆｮﾝちゃんは目で、ﾄﾞﾝﾍは腕で。
二人にがっちりと捕らえて身動きが取れない私。
これはどうしたら良いですか？
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SuHyun(プロフ) - 17完結おめでとうございます☆ シウさん、気になりますね……。次章も楽しみに読みます！ (2012年7月10日 13時) (
レス) id: b608d0c232 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞かのかｵﾝﾆ☆ わーん！お久しぶりです！作者、ｵﾝﾆに見捨てられたのかと少し不安でした(TдT)良かったぁ♪ 寝るの早かっただけなんですね！良かったぁ(T ^ T) (2012年7月9日 22時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞テムさん☆ ありがとうございます♪ テムさんも願いを叶えて…(T ^ T)☆ 作者、感動しております！これでまた、18でも頑張れます！ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞maruさん☆ わー！作者の願い事叶えてくれるんですね！？作者、七夕の願いが叶うの初めてです(≧w≦)♪ ありがとうございます！嬉しいです♪ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
テム(プロフ) - １７完結おめでとうございます!!あ、わたしもﾓｼﾞｮさんの願いを叶えちゃいますよ(ﾉ∀`)続き楽しみにしています( ´ ▽ ` )ﾉ (2012年7月8日 18時) (レス) id: b396880c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年6月17日 22時
