17-28 心配と最低 ページ28
■ A ■
ﾄｲﾚで用を足し、個室の反対側に見えるﾍﾞﾝﾁまで歩く。
少し部屋に戻りたくないなとか思ってる私って最低だよね。
寂しいとかではないけど、ﾋｮｸが早く帰って来ないかなとはちょっぴり思ってしまうかも。
仕事を頑張ってるﾋｮｸに対してそんなこと思っちゃうのも…さらに最低。
・・・頑張れって言ったくせにね。
ﾋｮｸ…ごめん。嘘だから仕事頑張ってね。
ふぅ〜、と息を吐いた時にｽﾞﾎﾞﾝの後ろのﾎﾟｹｯﾄに入れてた携帯が震えた。
携帯を取り出して見るとｲｪｿﾝからのmailだった。
★-----------------★
A。
美味い酒が飲めてるか？
美味い飯は食えてるか？
ﾄﾞﾝﾍやｳﾆｮｸに何か嫌なことをされてないか？
美味い酒や飯を楽しめてないのであれば
すぐに電話しろ。
俺が迎えに行くから。
- YeSung -
★-----------------★
ｲｪｿﾝは何となしに送って来れたんだろうけど、私の心情にﾋﾟｯﾀﾘ合う様な文章で少しﾋﾞｯｸﾘした。
お酒もご飯も美味しいんだけど、ﾄﾞﾝﾍやﾋｮｸに全然嫌なこともされてないんだけど・・・
自分の気持ち的に・・・ちょっとね。
でも何だかｲｪｿﾝのmailで少し元気になれたな。
ありがとう。大丈夫だからね！
帰る訳にはいかないの。この後ﾋｮｸが話したいことがあるって言ってたし待ってなきゃ。
よしｯ、やっぱり部屋に戻ろ！
そう思って身体を反転させると「わｯ」と言う声がして携帯から顔を上げた。
意外に近い距離にｼｳさんがいて、私の方が声を出しそうになった。
A「ｼｳさん。何してるんですか？」
ｼｳ「いや・・ﾄｲﾚに行こうと思ったらAさんが見えて心配になって・・また迷子ですか？」
A「違います！さすがにもう覚えました」
あー、私ってばまた・・・さっき会った人にまでまた心配して貰っちゃって。
ｼﾞﾆｮﾝちゃんが言ってた言葉が頭に鳴り響く。
“私よりもずーっと大人なんですから”
ｲｪｿﾝに元気を貰ったのにまた落ち込んじゃいそう。
ｼｳ「そうですか。安心しました。今から部屋に戻るんですか？」
A「はい。心配して頂いてありがとうございます」
ｼｳさんに笑顔で接している私だけど、内心ﾄﾞﾝﾍのことが気になってた。
さっきﾄﾞﾝﾍに心配掛けたのに、またｼｳさんと話してても大丈夫かな。
でもｼｳさんは心配してくれたのにこんなこと思うなんて・・
もうやだ・・・私ってば誰に対しても最低だ。
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SuHyun(プロフ) - 17完結おめでとうございます☆ シウさん、気になりますね……。次章も楽しみに読みます！ (2012年7月10日 13時) (
レス) id: b608d0c232 (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞かのかｵﾝﾆ☆ わーん！お久しぶりです！作者、ｵﾝﾆに見捨てられたのかと少し不安でした(TдT)良かったぁ♪ 寝るの早かっただけなんですね！良かったぁ(T ^ T) (2012年7月9日 22時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞テムさん☆ ありがとうございます♪ テムさんも願いを叶えて…(T ^ T)☆ 作者、感動しております！これでまた、18でも頑張れます！ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
ﾓｼﾞｮ(プロフ) - ＞maruさん☆ わー！作者の願い事叶えてくれるんですね！？作者、七夕の願いが叶うの初めてです(≧w≦)♪ ありがとうございます！嬉しいです♪ (2012年7月8日 23時) (レス) id: 4f9c643c3b (このIDを非表示/違反報告)
テム(プロフ) - １７完結おめでとうございます!!あ、わたしもﾓｼﾞｮさんの願いを叶えちゃいますよ(ﾉ∀`)続き楽しみにしています( ´ ▽ ` )ﾉ (2012年7月8日 18時) (レス) id: b396880c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓｼﾞｮ
| 作成日時：2012年6月17日 22時
