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懐かしい夢を観た
小さい頃の夢だった
俺と大先生がよく遊んだお気に入りの公園。
大きな時計の前に二人で立っていた
「なぁなぁ、大先生おれな〜？大先生のことすきやねん！」
「ほんま？ぼくもゾムのことだいすき！」
「大きくなってもずっ〜とすきでいてな！」
「おん！やくそくやで！」
小さい頃にした、吹けば飛んでしまうようなシャボン玉みたいな小さな約束
この約束が、幸せが永遠に続くんだって信じて止まなかった。
“大きくなったら”なんて本当は想像すら出来なかったころ
淡い淡い小さな夢だった
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
突然なった機械音に夢から現実へ引き戻される
「あ、寝ちゃってたんか....」
それにしても懐かしい夢をみたなぁ
大切な、大切な思い出。彼には色褪せた物なのかも知れないけれど
「すまほ......電話か。誰、や」
真っ黒の画面に現れた
『大先生』
何で、いきなり？いや、それどころやない早くとらな切れてしまう
「あ、やっと出た〜もしもし、ゾム？僕やけど」
「いや、誰やねん」
「え？！鬱だよ！？」
「クハッ....んなの知っとるわ。で、どーしたん」
「あ、せやゾムちょっと外出て来てくれへん？」
「は？.....まぁ別に良えけど」
ちょっと待ってろと一回切って支度を始める
何時ものパーカーを羽織って簡単な防寒具だけを身に付けて
少し流行る鼓動を抑えて家を出る
「お、来た来た」
「なんやねん」
「ちいっと着いてきてぇや〜」
雪が降っている道を数分ほど歩くと見えて来たのは見覚えのある公園
「あれ」
「懐かしくない？よく二人で遊んだよなぁ」
「.....せやなぁ」
まさか夢に出て来て直ぐのここに来るとは思わなかった
さっきみた夢を思い出し頬が少し緩む
「もうちょっとで...あ、ここ」
「え、ここって」
着いたそこは小さい俺等がお互いに好きだと言い合った時計の前
ただ少し違うのは
俺達の背の分だけ小さくなった時計。
大先生は其所で立ち止まり此方をくるりと振り返る
「なぁ、覚えとる？」
「うんと小さいころここでした約束」
「忘れるわけないやん！」
だって、そう続けようとした言葉は
カチッと鳴った小気味の良い音に遮られた
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まうるもち - 翡翠さんさん» コメントありがとうございます。なるほど....だいぶ面倒な事になってしまっていたんですか。確かに何も言えませんね。民度が低いのは悲しいですが本当の事ですし。鍵をつけるかどうかは少し考えてから決めようと思います。教えて下さり、ありがとうございました！ (2020年8月31日 0時) (
レス) id: a48c43d4d7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠さん(プロフ) - すみません文字数で…続きです…作者様方が配慮された物かと…鍵は多分その2つの理由ではないかと思われます…長文失礼いたしました。 (2020年8月30日 23時) (レス) id: e9a86794b4 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠さん(プロフ) - いろんな作者さんが鍵をつけている件について、簡潔に話させてもらうとですね。某晒し系YouTuberさんが今のd!一部の民度が低いということを晒されたのと、ある生放送でnmmn系の小説へ飛べるURLをガチャに入れたことにより、本人達に迷惑が掛からないように (2020年8月30日 23時) (レス) id: e9a86794b4 (このIDを非表示/違反報告)
まうるもち - ししゃも[watoさん大好き]さん» わぁい可愛いって言って貰えて嬉しいです。リクエストありがとうございます！ぜひ、書かせて頂きます。えちえちにどこまで出来るか分からないですが頑張りますね！ (2020年6月7日 3時) (レス) id: a48c43d4d7 (このIDを非表示/違反報告)
ししゃも[watoさん大好き] - 可愛い過ぎッスぅ… リクエストいいですか？トン氏攻めシャオさん受けえちえちでお願いします！ (2020年6月3日 20時) (レス) id: eebe54bd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まうるもち | 作成日時：2019年9月23日 22時
