【あんスタ】開かない扉などないのです。【裏切り】

無理矢理に開かれた舞台/8 ページ17

「おれ、Aちゃんのこと嫌いやないよ。ただ、今は色々整理させてぇな。」

「A、今日からあまりボクに話しかけないデ。…今Aと話すト、何を言ってしまうかわからないカラ。」

みかちゃん、夏目。

「Aのせいじゃねぇよ」
「これは、私たちへの罰なのです」
「しんぱいしないでください」

零、渉、奏汰。

「君は、一体何なのだね…!!君が僕たちと一緒にいたのは天祥院の差し金か…!?」

宗。

「利用されたんだっ、俺は…!!」

レオ。



悪いのは全部わたし。
革命は終わった。
結局は止められなかった。
誰にも言えなかった。
凪砂はずっと気にかけてくれていたけれど。私は、言えなかった。
敬人にも相談できなかった。

英智は、悪くないんだ。





アラームの音で目を覚ます。
学院に行きたくない。
でも行かなくちゃ。英智に迷惑や心配はかけたくない。

着慣れた制服に腕を通す。
それだけで体が重くなる。

朝ご飯を食べる気力もなくて、そのまま玄関へと進む。扉を開けて外へ出る。





『わたし、なんで夢ノ咲に入っちゃったんだろ』

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