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第７の怪 ミサキ階段其の四 ページ20
ミサキにかみ切りばさみをもらいました。
ほかのことはもらってなくてあたしだけもらいました。
八尋「ん？」
ミサキはあたしが大好きです。はさみはほこらにだいじにいれておいてあげます。
良かったですね 岬
八尋「これは…この子先生が好きなのね！わかるなぁ〜私も幼稚園の頃は先生が好きで…」
コヨミ「私もです」
八尋「じゃなくて!!」
今日はミサキが来ませんでした 仕方がないので人魚を作りながら往来を一日眺めていました
先生のコメントがない
今日もミサキが来ませんでした
今日もミサキが来ませんでした
今日も
今日も
今日も
今日も
私達はある文に釘付けになった
今日こんな噂を聞きました このあいだこのきざはしで事故があり 教師がひとりここから落ちて死んだそうです
死ぬってどういうことかしら 次 ミサキに会ったら聞いてみよう。
八尋さんはページをめくる
ミサキはもうここには来ないかもしれない
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