脇役女子が主人公 (ページ13)

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戦闘訓練ページ13

私のコスチューム。
見た目重視。

主にシアー素材を使った水色のワンピース。
両肩にはシアー素材の長いマントのような物が付いてる。

背中は羽を出せるように空いている。
そして腰には大きな青いリボン。

「妖精みてえじゃん」

私を見るなりニコニコしながら話しかけてくる電気。
まさか2人とも雄英受かって同じクラスだとは…

「妖精だからね、個性」

「スカート動きにくくね？」

「中ズボンになっててスカートと繋がってる」

動きやすいよ、比較的。
見た目重視だけど動き易さも…って要望に答えてくれた。

「良いじゃないかみんな」

「カッコいいぜ！！」

それぞれのコスチュームの感想を言い合うみんな。
オールマイトの褒め言葉で授業モードになった。

「先生！ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか！？」

誰かと思ったらメガネくんね。
あんな真面目なのメガネくんだけだもん。

「いいや！もう二歩先に踏み込む！
屋内での対人戦闘訓練さ！！」

屋内…入試の時とまた違ってやりにくそう。

「君らにはこれから敵組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう！！」

「基礎訓練もなしに？」

「その基礎を知る為の実践さ！」

2対2かあ。
みんなの個性まだちゃんと知らないから知るチャンスだ。

「勝敗のシステムはどうなります？」

「ブッ飛ばしてもいいんスか」

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…？」

「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいのですか」

「このマントヤバくない？」

「んんん〜〜〜聖徳太子ィィ！！」

みんな主張激しいな。
まだルール説明もされてないけど。

カンペをみながらアメリカンなルールを説明するオールマイト。

あの有名なヒーローに教えられてるの…なんかすごいなあ。

「コンビ及び対戦相手はくじだ！」

「くじなんだ」

適当かよ。
と思ったけどそうじゃないらしい。

「A何だった？」

「私はB」

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⚠︎人数問題はあまり気にしないでください。