うちの弟が大変お世話になっております２ 【名探偵コナン】

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コ「買いたいものの目星はつけてあんのか」

『ぜーんぜん！新ちゃんが選んでくれるんでしょ？
なぜか新ちゃんが選んでくれるものはハズレがないしねー♪期待してるよ』


バーロー。人の気も知らねーで。


コ「ったく、しょうがねーな。俺が飛び切りのヤツ選んでやるよ」

『きゃー！新ちゃんすてきー♪』


はしゃいでる姉さんを後目に二人で棚を見て回る。
シンプルなスポーティーなものから、フェミニンンなものまで品ぞろえは抜群だな。

どうせ、本気でテニスするわけじゃねーし。
純粋に似合うやつで良いだろう。

…にしても、なんでこう、テニスウエアは丈がみじけーんだよッ


『ねー、新ちゃんまだー？？』

「あ？…あー、これなんて良いんじゃないか？」


差し出したのは白いノースリーブワンピ―ス。これだけなら普通のテニスウエアだが、スカートにはプリーツ加工がしてあって、裾に黒いレースがつけられてる。
姉さんの白い肌にこの黒いレースとのコントラストが相性抜群だッ…俺、変態みたいじゃね？


『わー、可愛いね！早速試着してみるね。
…いなくならないでよ？』

コ「ならねーよ」


まぁ、着なくても、似合ってんのは解かりきってるけどな。


『ねぇ、どうかな？』



サーっと開かれたカーテン。

ほらな、めちゃくちゃ似合う。


コ「スカートの丈が短すぎる以外は100点満点だな」

『テニスウエアなんて、みんなこんなもんだよ；
大丈夫、中にこれ履くから！』


満面の笑みで姉さんが掲げているのはフリルのパンツ(白)。


コ「ばッ///掲げるなよッ///」

『見せパンくらいで怒らないでよー。でも、これ履くから下着は見えないよ』


一安心だねーと暢気に笑う姉さん。
そんな問題じゃねーんだよ；


『今日はお買い物に付き合ってくれてありがとう、新ちゃん』




まぁ、本人が気に入ったならいいか




だが…




テニス当日、俺はこのウエアを選んだことを死ぬほど後悔することになる。
深くは語らない、察してくれ。









・

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