うちの弟が大変お世話になっております【名探偵コナン】

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園「あーんな弱っちぃ連中じゃ役に立たないわよ」


おっと、ぼーっとしてたら話がだいぶすすんでたみたい。
園子ちゃんの一番の目的は、彼氏の京極君とテニスデートに向けて練習することなのね。
彼氏とデートなら、強くなる必要ないと思うんだけど…
テニス部のプライドが許さないのね。

若いっていいねぇ〜


蘭「でも、私もお父さんも園子に教えるほどうまくないよ？
Aさんはどうですか？」

『うーん…私も遊べる分には出来るけど…教えるとなるとね…？』

園「その点は大丈夫！！ね！小五郎のおじ様❤」

小「おう！丁度いいスペシャルコーチをゲットしたからな！」

『(スペシャルコーチ？)』



パゴッ！！！
ザヒュッ！！！！



コ「なッ？！」

『(なんで・・・)』

蘭「すごーい、安室さん！」

園「ナダルみたい❤」


華麗に弾丸のようなサーブをきめた安室さん。

イケメンで
料理が出来て
気配りができて
イケメンで(２回目)

おまけにスポーツまでできるなんてっ


ハイスペック過ぎて怖い！！！！！！


安「いやぁ、中学の時以来ですからお恥ずかしい！」

コ「(何でコイツがここにいるんだよ？！)」


新ちゃんってば顔に出すぎッ
そんな警戒心丸出しだと怪しまれるわよ？
まったくホームズのポーカーフェイスは何処に行ったのよ。


安「しかしギャラリーが多いですね…」

小「どっかのプロテニスプレイヤーが来たと勘違いしてんだよ…」


確かにフェンスにはスマホを持った女性がたくさん。
みんな安室さん目当てなんだろうな；

まぁ、解からなくはないよね
イケメンだし。


安「では、サーブから始めましょうか！」

蘭「コナンくん、ボール危ないから下がってて！」

コ「いや、危ないのはボールじゃなくてっむぐッ？！」

『あははは。
コナンくんは私よ日陰にいよっか！
私、日焼け止めクリーム塗りたいし

コソッ)ちょっと落ち着いて。
こんなに人目があたら大丈夫よ』

コ「コソッ)そうかも知んねぇけ「危ないっ！！！！！！！！」

コ「『え？』」




ビュッ
ゴンッ！！！！！！


カラン、カラン…




コ「ッく…」

蘭「コナンくん！！！！」

『コナンくん？！大丈夫？！』


一瞬の出来事だった。

屈んでヒソヒソ話す私たちに向かてくるラケット。
スローモーションの様に徐々に近づいたそれは、勢いを失うことなく新ちゃんの頭に当たった。








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