うちの弟が大変お世話になっております【名探偵コナン】

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駆け足でママと街合わせの駅にいくと、既にママがいた。


『ごっめーん、ママ待たせちゃったわね』

有「おっそーい！！



ックス)嘘よ、大丈夫。
でも、今日はお仕事が午前までだって言ってたじゃない？」



目的地はすぐそこ。
木漏れ日が差す歩道を歩く

ママとこうして歩くのは久しぶり
アメリカだと出かけるにはママの愛車だし、
ママは爆走するしで本当に大変だった。


『ママとの約束までコナンくん達とお茶してたの;』

有「えぇ？！Aちゃんずるーい！」

『コーヒーとケーキがとても美味しいお店だから、今度ママも一緒に行きましょ？』

有「もちろんよ！
でも、今日はAちゃんのドレスを選ばなきゃね。
Aちゃんなら何着ても似合うと思うけど

…何か希望はある？」

『主役は園子ちゃんだから、色味は黒か、濃いブルーとか落ち着いた色がいいわね』

有「そういう事なら、ここで決まりね」


着いた先はおしゃれなお店
ショーウィンドウには綺麗なドレスが並んでいる。


「いらっしゃいませ」

有「この子のドレスが欲しいの」

「こちらへどうぞ」


店員に案内される
正直、ここからはあまり記憶がない


というのも試着室に放り込まれ
着たかと思うと「はい、次これね！」
という具合に、着ては脱いで、脱いでは着てを何回も繰り返したから。


…一体何着試したんだろう


そしてママは私が着たドレスをちゃんと覚えてるのかな？
　


覚えてるにしろ、ないにしろ
どちらにしても怖すぎるっ(ブルブル



有「ちゃん？…Aちゃん！！」

『え？あ、なぁに？』

有「もぅ、ボーッとしちゃって酷いじゃない。
今着てるドレスがステキだと思うけど、どうかしら？」




上品なロイヤルブルーのドレスはオフショルダー

胸から肩に流れる繊細なレースがとても綺麗

これなら二の腕も多少隠れるわね



『とっても素敵、色合いも良いわね』

有「じゃあそれで決まりね！
よく似合ってるわよ。さすが私の愛娘！」









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