うちの弟が大変お世話になっております【名探偵コナン】

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『ねぇ、新ちゃん』



ポアロから出て家に向いながら歩いている途中
新ちゃんに声をかけた。

いろいろ確認しなきゃね。

新ちゃんのこととか

家にいるイケメン同居人とか

ポアロのイケメンとか



コ「A姉ちゃん、何言ってるの？
僕は江戸川コナンだよ;
あはははは」

『無駄よ新ちゃん。
ママにバレてる時点で私が知らない訳ないでしょう？』

コ「どうせ、そんなこったろうと思ったよ。
お帰り、姉さん」

『ふふっ。ただいま、新ちゃん。
家に着く前にいくつか確認したいんだけど』









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『なる程ね。
じゃあ、家でもポアロでもコナンくんね。
了解したわ』

コ「悪いな。……あと一つ。
ポアロの安室透には気を付けてくれ」

『安室さん？どういう事？？』




コ「ヤツは黒の組織メンバー…“バーボン”だ」




『っ？！新ちゃん大丈夫なの？！』

コ「あぁ、今のところは。
気になるのは俺に正体がバレてんのにポアロに居続けてる事」

『何かあるのかもね。
…でも、影のある男って魅力的よねぇ』
　
不安要素が多すぎるけど…
こちらから必要以上に近づかないようにしなきゃ

コ「な？！俺の話聞いてたのかよ！？」

『大丈夫よ、新ちゃん！
ポアロには行くけど、彼には近づかないようにするから』

コ「行くのかよ;」

『だぁってぇ〜、ケーキもコーヒーも美味しかったんだもん。
梓さん可愛かったしー
蘭ちゃん達にも会えるしー』
　

隣で新ちゃんが俺の苦労を考えろ、とかブツブツ言ってるけど、そこは譲れないよ。

甘いものと、可愛いものは正義だからね。

お詫びにレモンタルトでも作ってあげようかな


『それに！私の理想の人はパパだもん。
格好良くて、頭が良くて、優しい！まさにPerfect！』

コ「(バーロー。
似たような条件を赤井さん含めたヤツらが兼ね備えてるから心配なんだよ;)」


あれ？逆効果だった？
新ちゃんまた不機嫌そうな顔しちゃった。









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家についたら、ママが新ちゃんを熱烈歓迎したりとか

ご飯たべたり
ママのご飯も食べ納めだと思うと寂しいって言ったらママに号泣されたりとか
(今日は泣かれてばっかりね;)

新ちゃんに一緒にお風呂入ろ☆って言ったら蔑む様な目で見られたりとか

一人でお風呂入って、上がったら赤井さんの顔色が真っ青だったりとか
(新ちゃんに聞いても教えてくれなかった)





とにかくいろいろあって、楽しくて





だから、忘れてた





新ちゃんの忠告も


あの冷たい蒼の瞳も……





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