[完結]独占欲、強め彼氏。【赤葦京治】

独占欲-2 ページ3

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京治なんて嫌い、発言から一週間。

まともに口を利いていない。

部活でドリンクを配るときなど必要最低限。

クラスも部活も同じなのが今は心苦しい。


京治の方を向けばいつも目が合う。

きっと京治も私を見つめているから。


その京治の目があまりにも悲しみに満ちていて、このままじゃダメだ。

京治と笑い合いたい、京治に触れたい。


「……京治ちょっといい？」

「……A。」


そうして一週間ぶりにまともに話した。

京治は一瞬嬉しそうな顔をしたが、すぐになにか考え込んだような顔をした。


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