眠り姫は太陽が嫌い。【弐ノ夢】

続編移行 ページ50

【登場人物紹介】



＜無気力なヒロイン＞

夢蝶A(名字：ムチョウ)


睡眠不足で不機嫌な顔で「は？」と言ったら農民にビビられたヒロイン。

“眠りたい時に眠れず、眠ったと思ったら何週間でも眠り続ける”、まるで眠りの森の姫のような病にかかっている。実際はちっともメルヘンじゃない。


死ぬ程朝弱い。超低血圧。
持病のせいで眠れないため、眠りが浅い。ずっとうとうとしてる。

馬に乗れる。特技：乗馬。
意外過ぎる。白馬の眠り姫。
実家が金持ちで、割と良い家のお嬢様らしい。


一応高校三年生の十八歳だが、周りからはあまり女子として見られていない。

幼女。






＜稀代の陰陽師＞

安倍晴明(アベノ セイメイ)


華奢だと言われてムッとしている陰陽師。
しかし、腕自慢の昔馴染みを手刀で気絶させる辺り、大分脳筋。

朝弱い。若干低血圧。
馬には乗れない。移動は徒歩か牛車。(in雅の国)

二十代前半だが、晋作より一、二歳年上。大人びている。






＜ツクヨミの白兎＞

イナバ(イナバ)


目覚まし時計。朝はパッチリ。メシの時間に目が覚める。
Aが残したご飯を食べてくれる。Win-Winの関係。

特に好かれている訳でも無いが、よくAに撫でられている。触り心地が良いからだと思う。
馬に乗れるかどうかは言うまでもない。


年齢、下界の時の流れにして、およそ数百歳。






＜幕の国、雷の護人＞

高杉晋作(タカスギ シンサク)


手刀で気絶させられた人。
晴明と喧嘩をして、一度も勝てた試しがない。

朝は弱くも強くもない。
趣味は二度寝。
布団を剥ぎ取ってぐずるAを起こすのが毎朝の習慣。
習えば乗れるだろうが、馬には乗れない。


年齢はAと晴明の間位。
十九歳〜二十代前半。






＜戦の国、凛の護人＞

森蘭丸(モリ ランマル)


第六天魔王の小姓。特技は料理洗濯、掃除など、家事全般。
良い嫁になる。
真面目で働き者。

朝は結構強い方。午前四時に起きて鍛錬してる。
生活リズムがぶれない。しっかりしている。

馬に乗れる。
加えて、馬とほぼ並走できる程の体力と、百メートル五秒のスピードを維持する持久力を持つ。晋作よりも体力ある。
もはや人ではない。


十六歳位。
Aより二、三歳年下。

それなのに、Aよりもしっかりしているのは何故だろうか……。

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