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「……………帰ります、」
また目を閉じて寝息をたてる横山さんに話しかけて、部屋を出た。
終電を逃したけど横山さんの家に泊まるなんて出来ない
結局その日はビジネスホテルに泊まった
倒れるように眠りについて目覚めたのは朝の4時だった。
「………はや、」
3時間半ぐらいしか寝ていないのに全く眠くない。
ぼんやりと昨日の、数時間前の出来事を思い出す。
横『泊まってったらええやん』
横山さんの掠れた声がまだ鮮明に残っていて、思わず唇を触る。
………見た目のまんま…ぷにぷにしてた
横山さんの柔らかい唇の感触
早朝なのに体温が高いんだろうな、今の私
酔った勢いでキス、なんてする人だったのかな
きっと横山さんは忘れているんだ。
私が、横山さんを運んだことさえも記憶に無いんだ
だったら私も覚えてないフリをしよう。
横山さんはきっと知らないんだ。
横山さんの言動1つで私の心がかき乱されてること
だったら私も知らないフリをしよう。
忘れちゃえばいい。こんな気持ちは。
ふと
『忘れようとしとる時点でまだその人のこと好きなんやで』
って大倉の恋愛マスターみたいな発言を思い出した。
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そんなの知ってる。
私が頑張ったって、横山さんを忘れられるはずないって
……上司なんだもん。
横山さんなんて支店舗に飛ばされちゃえば良い
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…なんて 嘘 。
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空てん - オレンジ寄り∞さん» 私もニヤニヤしながら書いてます笑 クロニクルFで寸劇とかやらないですかね…【∞株式会社】みたいなのを立ち上げて…発案者・丸ちゃん、みたいな…。妄想は無限大ですっ笑 (2020年4月3日 16時) (
レス) id: 4c799f114d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ寄り∞ - 三馬鹿、最高です！∞が同じ職場だったらこんな会話してるんだろうな、とニヤニヤしながら読んでます！頑張ってください( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (2020年4月2日 19時) (レス) id: 74a3dbf8fd (このIDを非表示/違反報告)
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