烏野高校の白鳥【ＨＱ！！】

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初めてのマネージャーの仕事…と言っても、白鳥沢でもやっていたから手順もやることも変わらなかった。




けど一つだけ嬉しいことが。


同じマネージャーの清水潔子さん。美人だし何より丁寧に教えてくれる良い先輩。






『何から何まで教えていただきありがとうございます。本当、助かりました』



「いいの。私も女の子のマネージャーがきてくれて嬉しい」



『…先輩、可愛い』



「Aも可愛いよ」






思わずハグすれば姉のように頭を撫でてくれた。田中先輩がなんか感激している、怖。






「てゆうかあいつら、勝負して勝ったら入れてください！とか言いそうじゃないですか？」



「あり得るな〜…ちょっと頭冷やして反省見せればいいだけなのにな」





菅原先輩たちが冗談混じりに笑っていれば、入り口がバンッ！と空いてみんなの視線がそちらに注がれる。



そこにいたのは、オレンジくんと影山くんだった。






「キャプテン、勝負させてください！」






思わず手からボールが転げ落ちた。

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