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Epic 9 〈Your side〉 ページ15

……

零「おいおい…何でそんな事でケンカ売られなきゃいけないわけ?
司令官や管理局の人には伝えておいたから遅くなったって何の問題もない。
そういう一方的な妬みとかなんて言うか知ってる?…お門違いって言うんだよ!」

ヨーコ「はぁ?じゃあ何でいつも外になんて出ないのに突然あんな遅くになるまで外に出てんのよ!いくら司令官たちの許可が下りてるとは言え、アンタはもともと部外者なのにお情けで此処で生活させてもらえてんのよ!?誰のおかげだと思ってんの?
此処で暮らす以上はこの施設の規則に従ってもらわないと困るの!
そんな常識的なことができないなら今すぐ特命部辞めて、此処から出て行きなさいよ!
この恩知らず!」

零「アンタに恩なんてこれっぽっちもないはずだけど。
拘束された時に迎えに来てくれて特命部で動けるようにしてくれたのはヒロムくんで、
戦いに参加することを許可してくれたのは司令官、
必要なバスターギアやバスタースーツを開発して提供してくれたのはリュウジさん。
アンタが私に何してくれたって言うの?
何もしてないくせに難癖つけて、ケンカしか売ってないじゃん。
恩着せがましい事言わないでもらえる?」

ヒロム「恩着せがましい…確かに零にとってはそうかもな。」

ニック「おい、ヒロム…いくらなんでもそれはないだろう!」

ヒロム「いや…確かに零が部外者なのは事実。
それでも此奴が即戦力として特命部に欠かせないのはヨーコにだって分かるはずだ。
対メタロイドでもそれがメガゾードの戦線であっても、此奴の実戦で鍛えられた技術は俺たちにとって確実にプラスに働いている事を受け入れられない程子供だとは思ってなかった。」

ヒロムくんの持論に全く反論出来ないのだろうか、
ヨーコちゃんは俯いたまま何も言わずに怒りに肩を震わせていた。
それを目の前で見ているというのに、何のフォローも入れようとしないウサダ…

零「ねえウサダ…なんで何も言わないの?
小さい頃から面倒見てる自分のバディが機嫌を損ねている原因にも気が付かなければ、
責められていても守ったり庇ったりしようとしてあげない。
普通なら、全部把握しているはずじゃないの?
こっちにいい加減にしろとか怒るものでしょ?
バディのケアも出来ないなんて、アンタ本当にそれでもあの人のバディロイドなの?」

part 2→←Epic 8 〈your side〉



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いちご♪ - 面白いです!更新楽しみにしています! (2018年1月26日 17時) (レス) id: 3f7caaff83 (このIDを非表示/違反報告)
miyachan2525(プロフ) - 続きが気になります。更新待ってます (2017年10月19日 23時) (レス) id: d197f7d5da (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - シロナさん» お返事遅くなり申し訳ありません!コメントありがとうございます! とても励みになります!^^ (2017年10月10日 0時) (レス) id: c3e8c1ed94 (このIDを非表示/違反報告)
シロナ(プロフ) - 楽しみにしてます!! (2017年3月14日 17時) (レス) id: afd8c2ad06 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - キャッスルさん» コメントありがとうございます!4月に入ったら再開する予定ですので、今しばらくお待ちくださいm(._.)m (2017年3月13日 3時) (レス) id: d87b2a1f18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nier【ニア】 | 作成日時:2016年5月10日 0時

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