始まりと終わり〜告げるのは君との約束〜

part 2 ページ12

ソウジ「確かに、そんな簡単には帰れないよね…でもそのうち帰ってくればいいよ。
父さんにはまだ零が戻ってること話してないからさ。」

零「そうか、ありがとう。
近いうち、もう一度特命部が獣電戦隊に会いに行くかもしれない。
今度の件はどうしても双方の協力が必要になるみたいで。」

ソウジ「ふーん…じゃあ、次会うのはその時かもね。」

零「うん。そろそろ帰らないといけないや…それじゃ、また。」


そのまま彼女はバイクで帰っていった。
多分、特命部って所が今の彼女にとって帰るべき場所なんだっていうのは…ゴーバスターズとの空気感を見たらすぐに分かった。もう昔と同じじゃないって分かってる。
でも…どこかそれを受け入れたくない自分がいるのも事実で。
これからどうしようか考えながら俺も帰路についた。

Epic 7　〈your side〉→←Epic 6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す