Epic 1 ページ2
〜とある日のスピリットベースにて〜
ダイゴ「なあ、ソウジ何見てんだ?」
モニターで外を眺めている俺を不思議に思ったキングが問いかける。
俺は慌てて振り返った。
ソウジ「あぁ…前に行ったと思うんだけど、俺はある人の帰りを待ってるんだ。」
イアン「そういえばそうだな。でも、それって一体誰なんだ、boy?」
素朴な疑問をイアンが口にしたとき、そこにいた全員の視線が俺に集まった。
ソウジ「…母方の従妹だけど。」
ソウジ以外『えっ、従妹?』
ソウジ「うん。」
イアン「…構わないなら、何があったか知りたいんだけど。」
ソウジ「別に構わないけど。話すと長いよ?」
ダイゴ「でも聞いてみてぇな…ソウジがそんだけ大事に想ってる子なら尚更だ!」
ソウジ「分かった…雪路零って言うんだけど、うちが昔から仕えてる母さんの実家の今の当主で一族の伝説に記された力の持ち主。でも何年か前に即位してすぐ侍戦隊シンケンジャーのレッドがいる志葉家に召集されたからそっちでずっと戦ってたのに、戦いが終わって突然どっかに行っちゃったらしい。」
アミィ「えっ…それって、もうずっと会えてないってこと?」
ソウジ「うん、志葉の家臣の人たちから聞いた話だけど、その後もいろんな戦隊の世界を旅してるみたいだよ。」
空蝉丸「志葉家といえば、戦国時代から続く侍一族の名家。家臣の雪路家…志葉家の右腕として仕えるこちらもかなり由緒ある一族でござる。ソウジ殿は生まれ持っての剣士だったのですな!」
ソウジ「まあ…そんな感じかな。親戚にはよくサラブレッドって言われるからね。」
ノブハル「それにしても、そんなに長い間会えないなんて…戻って来れなくなったとかではないんだよね?」
ソウジ「どうだろう…俺も何も聞いてないから分からないけど、零はちゃんと約束
すれば守る子だから。俺はあの子の言葉を信じて待つ他ないと思ってるよ。…たとえ今の姿を見てお互いに気付けなくても、きっと零が見つけ出してくれるよ。」
空蝉丸「作用にござるか。零殿はソウジ殿にとって、それほどまでにかけがえのないお方なのでござるな。」
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いちご♪ - 面白いです!更新楽しみにしています! (2018年1月26日 17時) (レス) id: 3f7caaff83 (このIDを非表示/違反報告)
miyachan2525(プロフ) - 続きが気になります。更新待ってます (2017年10月19日 23時) (レス) id: d197f7d5da (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - シロナさん» お返事遅くなり申し訳ありません!コメントありがとうございます! とても励みになります!^^ (2017年10月10日 0時) (レス) id: c3e8c1ed94 (このIDを非表示/違反報告)
シロナ(プロフ) - 楽しみにしてます!! (2017年3月14日 17時) (レス) id: afd8c2ad06 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - キャッスルさん» コメントありがとうございます!4月に入ったら再開する予定ですので、今しばらくお待ちくださいm(._.)m (2017年3月13日 3時) (レス) id: d87b2a1f18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nier【ニア】 | 作成日時:2016年5月10日 0時