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「ただいまー！」
8人がそれぞれ色んな事をやっている中、少し高めの声が聞こえた。
その声に反応するように
「お帰りー！！ラウール。」
佐久間が飛び出し、ラウールに抱きつく。
彼はラウール。まだ、高校生の青年だ。
「そういえば、今回の仕事は佐久間くんと照くんがやるんですよね？」
「そうそう！俺と照の最強タッグでバチバチと戦うのでありますっ！」
「オイオイ、いつ俺と佐久間が最強になったんだよ。」
「いいじゃん！動ける2人なんだし！！」
とにかく、最強という事を伝えたい佐久間。それに呆れる岩本の構図が出来上がっている。
ラウールは羨ましそうな目を2人に向けている。そんなラウールを見かねて
「ラウールは…仕事やりたい？」
深澤がラウールに問いかける。
岩本と佐久間の視線が注がれる。
「僕もふっかさんたちの力になりたいです。皆んなを守れるような力を早く欲しいです。」
「その為に毎日、照にトレーニングしてもらって、いつか、体脂肪率無くなるんじゃない？」
「佐久間くん、それは無いっす。強靭な肉体をつけたいですけど、流石に0%はあり得ないですから。」
ラウールはニコニコしながら言う。
彼は8人に愛された最年少。
特に深澤と岩本は過保護なのである。
「でも、ラウールはまだまだ未熟だからな。」
「…あーあ、照くんみたいになるにはいつまでかかるんですかね…僕も皆んなみたいに早く仕事したいのに…。」
岩本に未熟という辛口な評価を受け、ラウールは分かりやすくしょんぼりする。
そんなラウールを見て深澤は優しい声色で話す。
「ラウールは俺たちの最後の砦だから、ゆっくりでいいんだよ。それに俺たちより、まだまだずっと若いんだから、これからの成長に期待してる。」
そう言ってラウールの頭を優しく撫でた。
「発展途上なんだよな。」
岩本も優しい視線を向ける。
この構図はまるで「親子」である。
そんな2人に囲まれてラウールは愛らしい笑顔を浮かべる。
「ふっか、お母さんじゃん。」
阿部が少し引きながら言う。
佐久間は阿部の隣で「オカン」と叫ぶ。
「ふっかママや！」
向井もそれに同調する。
「これが母性本能ってヤツか。」
渡辺は感心した風に語る。
腕を組みながら宮舘はラウールに話しかける。
「…良かったね、ラウール。」
「舘さん、それは良かったになるんですか？」
「え、違うの？」
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赤雪(プロフ) - ぴょんさん» ぴょんさん、コメントありがとうございます！その言葉が励みになります！ダークなスノをこれからもお楽しみ下さいませ！ (2020年1月1日 21時) (
レス) id: 0a305638c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！ドラマ化して欲しいくらいです！！！笑更新大変だと思いますが頑張って下さい！ (2020年1月1日 18時) (レス) id: dd2c5f7863 (このIDを非表示/違反報告)
赤雪(プロフ) - ショナモンさん» ショナモンさん、コメントありがとうございます！そう言って頂けて光栄です！自分のペースになってしまいますが、なるべく早く更新できるように頑張りますので、これからも宜しくお願いします！！ (2019年12月28日 23時) (レス) id: 0a305638c7 (このIDを非表示/違反報告)
ショナモン - はじめまして！コメント失礼します、このお話すごくおもしろくて好きです！一気読みしちゃいました。これからも更新楽しみにしてます！ (2019年12月28日 23時) (レス) id: 59745c2bc4 (このIDを非表示/違反報告)
赤雪(プロフ) - ぴょんさん» ありがとうございます！！ぴょんさんの言う通り、次はめめこじをピックアップしますので、続きをお待ち下さいませ！これからも作品を宜しくお願いします！！ (2019年12月21日 17時) (レス) id: 0a305638c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤雪
| 作成日時：2019年12月16日 21時
