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8人で決めた結果、
宮舘は1週間の休養に。
「僕、学校、行ってきます。今日、授業参観ですけど、来なくていいですからね？
「わ、分かってるよ。行ってらっしゃい。」
深澤に見送られて、ラウールは登校する。ラウールは甘いルックスと抜群のスタイルから高校では有名人と化している。バレンタインのチョコレートの数はあまたで、深澤がハンカチを握りしめ、大人げなく嫉妬していたのは記憶に新しい。
ラウールは帰宅部である。
沢山の部活動に誘われると全て断った。理由は早く深澤たちの役に立って育ててもらっている恩返しをしたいからである。
勉強はSnow Manのブレインである阿部に、スポーツは筋肉自慢な岩本に、そんな2人に教わっているラウールは文武両道な高校生になっている。
(…早くみんなの役に立って…支えたいな。)
授業中、メンバーたちの事を考えていると、ラウールの背後に眼鏡をかけた見た事のあるシルエットが…。
(…ふっかさんっ！あれだけ、来るなと釘を刺しておいたのにっ！)
変装できていないバレバレの深澤が居たのだ。ラウールは小さくため息を漏らした。
授業を全て終えて、渡辺からスマホに送られたメッセージを読み、スーパーマーケットで買い物を終え、Barに帰る。
「ただいまー。」
「お帰り、ラウ。ふっかが来たんだって？」
「そうなんですよ！照くん、注意してほしいです！ふっかさん、お母さんを気取ってます！こっそり見て見たら授業参観で目を潤ませているんですよっ！」
「歳だな、ふっか。」
「いやー見事に成長したなーって思ったら泣けてくるんだよ。」
「ラウールにバレたって事は、あの変装じゃあ、マスクが小さくてダメかー。」
「マスクは普通の大人用だわ！俺の顔が大きいからだって言わせんなっ！」
佐久間のボケに深澤が合わせる。
ラウールは渡辺に買ったものを手渡す。
「ありがとう、ラウール。油が無いって佐久間がうるさくて。」
「料理の基本は油だからねー。アブラカタブラー！」
「…全然、良くない。」
これまた、佐久間が話に入ってくる。
渡辺は呆れを通り越して否定している。
「舘さんは料理担当もやらないんですか？」
「…涼太の件はみんなの決定事項だからね。とは言っても、涼太抜きの俺らだけで営業は難しいね。」
「そうっすよね。」
「貴族の力の大きさを改めて知った8人だった…めでたしめでたしー。」
「誰かこいつを黙らせろ。」
渡辺が面倒そうに言った。
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赤雪(プロフ) - ぴょんさん» ぴょんさん、コメントありがとうございます！その言葉が励みになります！ダークなスノをこれからもお楽しみ下さいませ！ (2020年1月1日 21時) (
レス) id: 0a305638c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！ドラマ化して欲しいくらいです！！！笑更新大変だと思いますが頑張って下さい！ (2020年1月1日 18時) (レス) id: dd2c5f7863 (このIDを非表示/違反報告)
赤雪(プロフ) - ショナモンさん» ショナモンさん、コメントありがとうございます！そう言って頂けて光栄です！自分のペースになってしまいますが、なるべく早く更新できるように頑張りますので、これからも宜しくお願いします！！ (2019年12月28日 23時) (レス) id: 0a305638c7 (このIDを非表示/違反報告)
ショナモン - はじめまして！コメント失礼します、このお話すごくおもしろくて好きです！一気読みしちゃいました。これからも更新楽しみにしてます！ (2019年12月28日 23時) (レス) id: 59745c2bc4 (このIDを非表示/違反報告)
赤雪(プロフ) - ぴょんさん» ありがとうございます！！ぴょんさんの言う通り、次はめめこじをピックアップしますので、続きをお待ち下さいませ！これからも作品を宜しくお願いします！！ (2019年12月21日 17時) (レス) id: 0a305638c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤雪
| 作成日時：2019年12月16日 21時
