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凪「こっわ！！」
放課後。誰もいなくなった教室にて
理科のノートを見せつけた。
「…これ、誰の字か分かる？」
凪「わかんない。ってか、Aのことが好きな男子に心当たりないわ」
「失礼な。私を好いてくれる男子の一人や二人……………いないか、うん」
なんか今、とてつもなく悲しい現実を見ちゃったよね
凪「でもこの丸っこい字、見たことあるんだよなー」
「私も。でも誰か思い出せないんだよね」
うむむ、と首を捻る私達。
「二人して、何やっとるん？」
私の大好きな声が頭上から降ってきて
振り返れば、私の大好きな人。
凪「Aのノートにこんなのが書いてあって……誰かなって、ね？」
「あ、う、うん！」
凪は良かったじゃん！って顔をしてる。
安「誰かにノート貸したん？」
「貸してないから少し怖いんですよ…」
緊張して声が裏返んないように、慎重に話す。
なるべく安田君の目を見て。
安「んー・・でもそのうち、告ってくるんやない？」
安田君は直ぐに目を逸らして、
「忘れ物とりに来ただけやから」って
水彩道具を持って帰ってしまった。
なにげ、傷付くよね。こういうの。
凪「A、告られても断りなよ？」
「あたりまえ。私 安田君一筋だし」
凪はひゅーひゅー、とやる気のない冷やかしを入れた。
ガタッ
凪としょうもない会話をしていると、入口付近で物音がした。
え、まって。聞かれたよね
私の好きな人、バレた！？
凪と顔を見合わせて、入口付近に行ったけど、誰もいなかった。
「逃げ足 速っ」
凪「ノートに告ってきた奴だったら、ヤバイよね」
「ちょっと、怖いこと言わないでよ」
凪「A、大丈夫？何かあったら、言ってね」
本当に私、良い友達を持ったわ。
((なんやねん ヤスと良い感じやん))
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空てん - オレンジ寄り虹色さん» なんか…題名でオチが分かっちゃってるんですけどね汗 これからヤス君に活躍してもらいますよ(⊃`∀´)⊃ (2020年3月22日 17時) (
レス) id: 4c799f114d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ寄り虹色 - 大倉君が健気で萌えます！やすくんも期待させるようなことするし・・・。空てんさんの作品大好きです！これからも応援してます、頑張ってください( *´艸｀) (2020年3月22日 11時) (レス) id: 83bceea410 (このIDを非表示/違反報告)
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