恋涙 42 ページ42
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自分もあまりの動揺で何も反応できず、
大吾と同じように俯いて硬直しているとーーー
膝の上に置いていた両手を、包むようにギュッと握られた。
反射的にパッと顔を上げると、
睨みつけるような視線が投げつけられる。
「ーーー紫耀に、告白、されたん？」
「そ、それは・・・」
「・・・隠すつもりやったんか？」
ス・・・と目を細めて、感情を押し殺すような声を絞り出して問い詰められる。
その雰囲気は、酷く冷たいもので。
ーーー大吾が、本気で怒っている。
直感で、そう感じた。
「ち、違う違う！隠すつもりも無かったんやけど・・・わざわざ言う事でも無いかと思って・・」
「へぇ・・・」
何だかマズイ展開だ。
言わない方が大吾を悲しませないと思ったが、それが裏目に出てしまったようだ。
ーーーあの天然バカ正直ヤロー、
何で大吾に言うねん！！！
心の中で密かに紫耀への恨み言を叫んでいると。
急に、視界が反転して。
気がつけば、ソファーの上に押し倒されていた。
馬乗りになって真上から見下ろしてくる大吾の後ろに天井が見える。
「あれだけ好きやった紫耀に告白されて、嬉しかったんちゃう？」
「な、何を言うてんねん！
今さら嬉しい訳無いし！！
確かに好きやって言われたけど、
お前と付き合ってるから、紫耀とは付き合えんてキッパリ断ったで！」
「ふーん。その割には、なんか慌ててるなぁ」
「き、急にこんな話題になって、
ビックリしただけや」
「ビックリ、ねぇ」
「ホンマやって。
俺、大吾の事、ちゃんと好きや。
お前と一緒に居りたいって、言うたやろ？」
ジ・・・と、本音を探るように至近距離で見つめられる。
その瞳には、怒りと共に不安の色が浮かんでいるように感じた。
確かに、俺が昔どれだけ紫耀の事を好きだったか、1番知ってるのは大吾だ。
不安になるのも当然のこと。
「お前を不安にさせたくなくて、言わなかっただけや。隠した訳やない。
信じてや？」
伝われ、と願いを込めて、
真っ直ぐ目を見つめて言い切った。
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ありす(プロフ) - 鉄板ですね！妄想のお話は朝からマンションで待ち伏せしていた真紅さんと一緒にいくことになった漆黒さん(笑)真紅さんは気持ちをおさえきれず壁ドンをしてしまう内容でした(笑) (2018年12月1日 13時) (
レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
まつはま(プロフ) - ありすさん» 妄想一緒なの面白いですね(^^)やっぱり壁ドンは鉄板ですよね！移行後も宜しくお願いしますっ(^^)いつもありがとうございます！！ (2018年12月1日 9時) (レス) id: 7f2fd8b40d (このIDを非表示/違反報告)
まつはま(プロフ) - あいさん» わざわざご報告して下さり、ありがとうございます(^^) (2018年12月1日 9時) (レス) id: 7f2fd8b40d (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 最新話読ませていだきました。46話の内容が半分私の中の妄想と一緒でびっくりしました！私のは楽屋の外で壁ドンでしたが(笑)海人くんぬバレてしまいましたね、でも全然平気な感じがまたすごいです！次は移行ですね。楽しみに更新待ってます！がんばって下さい！ (2018年11月30日 15時) (レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すいませんっ！！間違えて、違反通知のところ押しちゃって…気分をが得すようなことをしてしまいほんとすいません (2018年11月28日 23時) (レス) id: 20d8e8453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつはま
| 作成日時：2018年11月2日 12時
