恋涙 21 ページ21
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紫耀に、抱きしめられている。
頭で理解するまで数秒かかった。
「ーーー!!!」
突然の事態に全身が硬直。
手からスマホが滑り落ち、
ダブルルームの床に転がる音が響いた。
「ーーーっし、紫耀?!
ちょっ・・・」
体を捩って腕の中から逃げようとするも、紫耀の力が強すぎて叶わず。
スマホが床に落ちたとは言え、
まだ通話が繋がっている可能性は高く、
大吾に変に思わるのではないかと焦る。
「おい、何やねん!離せや!」
紫耀は何も言葉を発しない。
こんなの、おふざけにしても笑えない。
何とか拘束から逃げようと、
もう一度体を捻ろうとした瞬間ーーー
「ーーー廉・・・」
耳元、吐息がかかるくらいの距離に唇を近づけられ。
低く、いつもよりも更に掠れたハスキーボイスで、
ゆっくりと、名前を呼ばれた。
「ーーーっ!!!///」
心臓の奥にダイレクトに響いてくるような、情熱的な声色。
紫耀の好きな所はいくつもあるが、
俺はこの声にも、めちゃくちゃ弱いんだ。
全身の熱が急激に上がっていくのを感じる。
囚われた猫のように、指先まで全く動かすことが出来ない。
そのまま硬直していると。
ちゅっ・・ちゅっ・・
突然、首筋に、甘い疼きを感じて顔が跳ねる。
紫耀が、まるで愛おしむかのように、
俺の首筋に幾度も口付けをしてきた。
「ひっ・・!///・・や、やめっ・・」
人生で今までに感じた事のないような疼きが
ゾクゾクと湧き上がってくる。
紫耀に口付けられているところが熱くて溶けてしまいそうだ。
身体中の力が抜け、
背中の熱い塊に体重を預けてしまいたい衝動に駆られたときーーー
《・・・廉!!・・どうしたん?!》
床に転がったスマホから、大吾の心配そうな叫びが漏れ聞こえてきた。
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ありす(プロフ) - 鉄板ですね!妄想のお話は朝からマンションで待ち伏せしていた真紅さんと一緒にいくことになった漆黒さん(笑)真紅さんは気持ちをおさえきれず壁ドンをしてしまう内容でした(笑) (2018年12月1日 13時) (レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
まつはま(プロフ) - ありすさん» 妄想一緒なの面白いですね(^^)やっぱり壁ドンは鉄板ですよね!移行後も宜しくお願いしますっ(^^)いつもありがとうございます!! (2018年12月1日 9時) (レス) id: 7f2fd8b40d (このIDを非表示/違反報告)
まつはま(プロフ) - あいさん» わざわざご報告して下さり、ありがとうございます(^^) (2018年12月1日 9時) (レス) id: 7f2fd8b40d (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 最新話読ませていだきました。46話の内容が半分私の中の妄想と一緒でびっくりしました!私のは楽屋の外で壁ドンでしたが(笑)海人くんぬバレてしまいましたね、でも全然平気な感じがまたすごいです!次は移行ですね。楽しみに更新待ってます!がんばって下さい! (2018年11月30日 15時) (レス) id: 5fbe968aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すいませんっ!!間違えて、違反通知のところ押しちゃって…気分をが得すようなことをしてしまいほんとすいません (2018年11月28日 23時) (レス) id: 20d8e8453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まつはま | 作成日時:2018年11月2日 12時