敵襲撃 ページ9
「障子くん！！」
敵に攻撃をいれて障子くんを助け出したのは飯田くん。
増援が来たんだ…！
「妖花、立てるか」
「…轟くん！」
座り込む私の前に立った轟くん。
なにこの安心感…やば泣きそう。
「ここは俺らに任せろ」
「尾白を頼む！」
轟くんの氷結と瀬呂くんのテープで敵を拘束。
「シュガーラッシュ！！」
「図にのるなァ！！」
「うっ！ぐああっ！」
砂藤くんの攻撃は跳ね返された。
どうしよう、これ…勝てる？
「おいおい、ガキばっかとは言えヒーロー増えすぎだろ」
私も戦わなきゃ。
立ち上がって膝についた砂をはらった。
「妖花、おまえも無事じゃねぇだろ」
「安心して、轟くんの顔見たら治ったから」
「ここでも通常運転なのな」
今ここで戦える人間が引くわけにはいかない。
相手の圧倒的な強さを感じたからこそ…倒すことよりも。
「うおらぁ！」
轟くんの氷を弾き飛ばし轟くんに殴りかかる敵。
瀬呂くんのテープでそれを回避。
その頭上からもう一度鎌を振り下ろした。
「っくそ…！」
また止められた。
反撃される前に一旦空へ引いた。
「パワーでねじ伏せてきやがる」
「飯田、打つ手は？」
「今は奴を釘付けにすることだけを考えるんだ
島民の避難が完了するまで…！」
今私たちが守るべきものが後ろにある。
彼らの避難最優先。勝つんじゃなくて守る。
「深淵暗躯！」
「レジプロバースト！！」
ふたりの攻撃すら簡単に塞いでしまう。
「歯ごたえねェなヒーロー！」
轟くんの炎に対抗するように吐き出された炎は轟くんよりも強力で。
氷の壁がそれを防ぐ。
「このままでは…」
避難が完了するまでは…！！
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ちらす(プロフ) - 月姫さん» いつもありがとうございます！距離近くなってると前よりも絡みが増えて楽しんでいただけるかと♡今回も最後までがんばりますね！ (2月19日 13時) (
レス) id: e14bc85890 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - ちらす様 映画楽しみにしておりました！前回と違い距離が近くなっている才能マン達を見ているとにやけますね...！これからも頑張って下さい！ (2月14日 21時) (レス) @page5 id: ad0933ba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2024年2月4日 2時
