ヒーロー活動 ページ4
夕方、ちらほら帰ってきた皆がコスチュームを脱いでぐったり椅子に座り込む。
「爆豪くんも働きなよ〜」
相変わらずダラダラする爆豪くんの隣に寝転がってるともう寝そう。
「疲れたあ」
「労働基準法プラスウルトラしてるし」
「委員長…ちょっと細かい仕事受け過ぎじゃね？」
「事件に細かいも大きいもないだろう」
「ヒーロー活動しているとはいえ私たちはまだ学生
誠実にこなし島の皆様からの信頼を得なければ」
相変わらず委員長と副委員長は真面目なこと。
冷たいオレンジジュースを喉に流し込むとスッと気持ちよくなる。
「ここに来て一度もヒーロー活動してないやつがいるんですけど」
峰田がそう言って指差した爆豪くん。
「わざと事務所に残ってんだよ
おまえらが出払ってるときに敵が出たらどうすんだ？ああ？」
「この島に敵はいねぇだろ」
「働きたくないだけの口実ですね」
って言ったらしばかれた。
絶対そうじゃん。
そんな話をしてると事務所のドアが開く。
「村長さん！？」
「さっきはばあちゃんを病気まで運んでくれてありがとうね」
「バイクの修理助かったわ」
「うちのバッテリーも」
「ビーチの安全ありがとう！」
「取れたての魚やで！」
ぞろぞろ入ってくる皆さん。
机に並べられていく豪華な料理たち。
「お礼というわけじゃないけどよかったら食べとくれ」
「「いっただきまーす！！」」
「君たち少しは遠慮したまえ！」
こういうのは遠慮なくいただくものよ。
「魚！めっちゃ魚ある！」
「海近いもんね！」
「島だからなー」
美味しそうなのばっかり！
「「いただきまーす！」」
爆豪くんと切島と一緒にご飯を食べる。
ここだけ畳なんだけどめちゃくちゃ過ごしやすい。
爆豪くん乱暴なわりにはお箸持つのめちゃくちゃ綺麗だし食べ方もお上品だよね。
「A、口についてんぞ」
「え、うそどこ？」
「右、もうちょい上」
爆豪くん褒めてたら私がダメだった。
食べ方教えてください。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» いつもありがとうございます！距離近くなってると前よりも絡みが増えて楽しんでいただけるかと♡今回も最後までがんばりますね！ (2月19日 13時) (
レス) id: e14bc85890 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - ちらす様 映画楽しみにしておりました！前回と違い距離が近くなっている才能マン達を見ているとにやけますね...！これからも頑張って下さい！ (2月14日 21時) (レス) @page5 id: ad0933ba75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちらす
| 作成日時：2024年2月4日 2時
