【狼ゲーム】アイツと一緒にするな。 (ページ35)

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▼Second game ページ35

ウルフ「それでは前回同様、狼になったものは羊を殺せ…」

私たちは次のカードを引き終えて、それぞれ自分のカードを確認した。

私はさっきと同じ、羊のカード。狼を引かなくてよかった…

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コツコツと足音が響く廊下。場の空気は最悪と言っていいほど暗かった。

マキ「またこれから誰かが殺されるっていうの？」

リンタロウ「ま、当然そういうことになるね♪」

相変わらずリンタロウは何を考えているのかわからない

なんでこれからまた続くというのに楽しそうなんだ…？

タクヤ「もう付き合ってらんねぇぞこんな事！！」

コウ「死にたければゲームを放棄すればいい」

タクヤ「は？」

すると、突然タクヤさんとコウの口喧嘩が始まる。
ただでさえ最悪な雰囲気を悪化させているのだ。

タクヤ「お前何生意気なこと言ってんだよ」

コウ「はぁ…頭の悪いやつと話すと疲れる…」

『…頭が悪いのはどっちもですよ』

コウ／タクヤ「「は？」」

『ただでさえ雰囲気悪いのに貴方達のせいでもっと場の空気が悪くなってるのがわからないんですか？
どうせ喧嘩するならここから離れて誰も居ない部屋でやって来てくださいよ。』

タクヤ「お前ら、マジでこれ以上俺を怒らせんなよ…」

オサム「まぁまぁ、今ここで言い争いをしても何にもなりませんよ」

タクヤ「チッ…」

コウ「ふん…」

『何コイツら…』

タクヤ「あ？」

ミサキ「だから落ち着いてって！」

確かに言い争いに入り込んだのは悪かったかもしれないが、言っていることは間違ってはないだろ…
なんで私が2人分のヘイトを買わないといけないんだ？