【狼ゲーム】アイツと一緒にするな。 (ページ26)

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▼First trial ページ26

メリー「それではみなさん…！狼が羊を殺してから12時間が経過しました！
い…今から狼裁判を開廷します！」

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　狼裁判開廷

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ついに最初の裁判が始まってしまった。

不安だが、これだけの証拠があればなんとかなるだろう…

ミサキ「ほんまにやるんやな…」

タケオ「ああ…でもうじうじしてても何も始まらねぇ！今は狼を見つけるしかここから脱出する方法はねぇぞ…」

狼を見つけたところで、本当に出れるのか？？

いや、今それは関係ない。とりあえず目の前の事に集中しよう…

リンタロウ「まずは状況を整理すると、昨日の夜ミホさんは植物室で胸から血を出して死亡…
犯行現場からは狂気のようなものは見つかっていないみたい♪」

リツ「凶器ってやっぱり血がどっさりついた包丁とか？」

チエ「ひっ」

あ、そこから話すんだ…まぁ、流れに乗ってタイミングよく証拠出すか…

リンタロウ「一番身近な包丁といえば…キッチンの包丁かな？」

リツ「ああ、あれならグサッと刺し殺せそうだよな！」

ミサキ「ちょっと、怖いこと言うのやめてや」

『でもそんなので上手く行くとは思えないんだが…？』

サトル「キッチンの包丁だったら、犯行には使われていないはずだよ」

タクヤ「なんでそんな事言えるんだよ？」

サトル「実は昨日…小腹が空いてミサキさんに簡単な料理を作ってもらったんだ」

ミサキ「ああ！そうやったな！」

サトル「その後の洗い物を私がする予定だったんだが、包丁を洗うのを忘れていてね。流し台に置いたままにしてたんだ。」

リンタロウ「洗ってない包丁なら僕も見たよ♪」

『そんな放置してたのか？汚っ…まぁ候補からは外れるからいい…のか？』

リンタロウ「他には？凶器になりそうなものなかったかな？」

ユキナリ「確か武器庫にサバイバルナイフがあったよね…」

リツ「でも武器庫はしっかり警備されてたんだろ？」

タケオ「ああ、俺とタクヤさん二人でずっと警備をしていた。怪しいやつなんて誰も来なかったぜ…」

あれ？二人でずっと…？