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相手の核心をつける証拠を探す為に病室へ入った。
横を見るとユキナリがいたから、きっと全く同じ考えで行動しているんだろうな…
とりあえずすぐそこにあった注射器の箱を開ける。
すると案の定、一本だけ無くなっていた。
ユキナリ「やっぱり…」
でも無くなってるから、狼は注射器を捨てているか隠し持ってる筈だ…
そしてユキナリが今確認している睡眠薬。そして私が確認している下剤。
睡眠薬はミホさんを眠らすために使ったんだろうな
下剤はタケオさんのお腹を壊してタクヤさん1人にするため…とかか
？？「おい！」
ユキナリ「う…わっ？！」
『ひゃっ…？！』
突然後ろから声が聞こえてびっくりしてしまう。
しかし、顔を見てリツだとわかり安心した。
…というかユキナリ、なんで今睡眠薬隠したんだ？
ユキナリ「うわっ、びっくりした…」
リツ「2人でコソコソ何やってんの…ってユキナリ何隠したんだよ」
ユキナリ「あ…いや…あっ？！」
リツはユキナリの隠したものを奪いとった。それが睡眠薬だとわかった途端に「お前らが狼なんじゃないか？」と謎の疑いをかけてきた。しかしユキナリがなんとか弁明してくれたので助かった。
リツ「今はアンタらの事信じてやるよ。怪しまれる行動は程々にな」
ユキナリ「…気をつけるよ」
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［証拠ヲ発見シマシタ。］
注射器の入った箱。
注射器の入った箱。
そのうちの一本が無くなってしまっていた。
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［証拠ヲ発見シマシタ。］
睡眠薬。
病室にあった睡眠薬。
何錠か使われた形跡があった。
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［証拠ヲ発見シマシタ。］
下剤。
病室にあった下剤。
何錠か使われた形跡があった。
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その後は、下剤と睡眠薬の元の数と使われた数の計算をしたり、輸血パックの数を数えたりして時間を過ごしていた。
ザッ…ザザッ…
メリー「も、もうすぐ裁判の時間です！み、みなさんれ集合してください！」
もうそんな時間か。
不安だけど、大丈夫だよな…？
そうして私は一歩足を踏み出した。
［ストーリーガ進ミマシタ。］
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