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??「うわぁ〜!!!」
『ひゃっ?!』
いきなり驚かされびっくりした私は、変な声を出しながら後ろを振り返る。
そこにはガオーっとしているリンタロウさんがいた。
『…なんだ、リンタロウか』
リンタロウ「ふふふ〜、Aちゃんでもおどろくんだね♪」
何を言ってるんだこの人は。私は別に感情がないわけでもないし、驚くぐらいする…
『私だって驚くぐらいします』
コウ「だとしても、後ろガラ空きだと狙われるぞ」
リンタロウ「警戒心が無さすぎるね〜♪」
『別に警戒心がないワケじゃないです…』
そういう私の顔はきっと拗ねた幼児みたいな感じになってるのだろう。
リンタロウとコウは何故か顔を見合わせて、悪意のありそうな笑みを浮かべニヤニヤしていた。
そうしているうちに数人集まってくる。
リツ「ってかこんなとこまで来てする事が勉強って変わってんなー」
ミサキ「ほんまやなぁ…あ、これさっき言ってたやつな!」
『私がここにいる間も学校は進んでるんで…あ、ありがとうございます。』
リツ「うわっ、真面目かよ…」
『そんな事ないです、遊ぶ時は遊びますよ』
チエ「遊んでるAちゃん…イメージつかないですね」
私は一体何だと思われてるんだ?初対面だぞ?
『…こう見えてもサバゲーは結構やります』
ミサキ「うちは基本音ゲーやし、サバゲーはやった事ないわ…」
『そうですか…』
だろうな。私のクラスでも男子が数名やってるぐらいだし。
リツ「…思ったんだけどさー。Aだけ敬語ってなんか違和感あるくね?」
リンタロウ「さっきチラッと外してたけどね〜♪」
ユキナリ「少しだけね…」
ミサキ「えっそうなん?!うちも外して欲しいわ!」
これは、外していいのか…??
『…じゃあ、外させてもらうぞ。』
チエ「…敬語外すだけですごい印象変わりますね」
『よく変だとは言われるな』
ミサキ「うーん、変ってよりかはカッコいいって感じやと思うけどな…」
リンタロウ「たしかに!性格もちょっとイケメンだしね〜♪」
『い、イケメン…??』
チエ「たしかに、ここにいる男性陣よりもイケメンだと思います」
『…まぁ、少なくともコウとユキナリには勝てるな』
コウ「おい」
ユキナリ「えぇ…」
ミサキ「多分それタクヤさんの次ぐらいまで行ってるで…」
『それは流石に行き過ぎだろ…』
なんだろう、これは褒められてる…のか?
[ストーリーガ進ミマシタ。]
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