【狼ゲーム】アイツと一緒にするな。 (ページ11)

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…しーん

ミサキ「こんな暗い雰囲気じゃあかんて！他に脱出できそうな場所もあるかもだし…
さっき言ってたみたいに探索しよう！みんなで仲良くしよう！みんなで力を合わせたらきっと出られるよ！な！」

リツ「そう言うフラグ立てる奴って早めに死ぬよなー」

ミサキ「ふ、フラグ？！」

ミホ「それもそうね、とりあえずここから出ましょうか」

ミサキ「ミホさん…！」

協力できるかは別として、情報を得るために私たちは探索することにした。

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タケオ「どうやらこの建物は３回建みたいだ。ここから先ペアになって探索エリアを担当しよう。」

マキ「それはいいんだけど、一人余るよね…」

ミサキ「じゃあ1番年下のAちゃんが3人になったらいいんちゃう？」

『まぁ、私はどこでも構いませんが…』

その後、他の人はペアを作っていく。
私は警察がいる方が安全だと勝手に判断され、タケオさんとタクヤさんの所に入る事となった。

…この警察の人と一緒になるぐらいならコウ辺りの人なる方がマシだったな。

捜査担当となった3階に着き、大部屋を探索し始めた。

『…何の飾りでしょうか』

タクヤ「なんか不気味だな…」

タケオ「それにしても、本当に出れそうな場所がないみたいだな」

『さっきの部屋と同じような窓しか無いですしね…』

タクヤ「結局手がかり0かよ…」

『…なら、時間もまだまだありますし別の部屋見にいきません？』

タケオ「あぁ、そうだな」

という事で、私たちは別の部屋の捜索もする事にした。

そこに向かっている間、タクヤさんの彼女のノロケ話を長々と聞いた。
正直、家族や恋人の事は話すのも聞くのも好きではないので相槌だけ打つ事にする。

途中で彼氏について聞かれたが、『いませんし、作る気も今のところないですね』と返しておいた。

「恋人がいるいないだけで人生変わるぞ」と返されたが、あくまで彼女のいる人の主観であって、私には関係ない。

その間のタケオさんはなんともいえない顔になっていた。

タケオさんが奥さんと離婚した事を知るまであと少し…