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「松本さんは、どうですか?」
彼はゆっくり下を向くと静かに息を吐いた。
妙に綺麗な姿に思わず釘付けになる。
すると突然、目の前が真っ暗になった。
すぐに、鼻の先を松本さんの匂いがくすぐる。
そして段々と状況を理解し始めた。
目の前に松本さんの鍛えられた体がある。
私を包み込む腕は、どこまでも優しかった。
潤「なんだよ…バカ。びっくりさせんじゃねぇよ。」
「はい？」
潤「もう、忘れてると思ったわ。」
「慎重に吟味してたんですよ(笑)」
潤「なげぇよ。待たせやがって。」
「んふふ。それで、どっちですか？」
潤「俺も好きだ。これって、両想いだよな？」
「はい、もちろんです！」
暫くすると松本さんの体が離れた。
少し寂しくて上を見上げると、綺麗な松本さんの瞳があった。
潤「俺の事さ、名前で呼んでよ。」
「でも、先輩ですし…」
潤「先輩だけど、彼氏だろ？」
自分で告白しておきながら、彼氏という言葉にドキッとした。
同時に、好きな人と結ばれた事に喜びを感じた。
「潤さん…」
潤「呼び捨てでいーよ。」
「流石にそれは」
潤「彼氏だから、特別がいい。それに俺だって呼び捨てしてんじゃん。」
「それはっ、私が後輩だからで…」
潤「あー！もう！じゃあ、選ばせてやる。キスされるか、呼び捨てするか、どっちがいい？」
究極の選択を迫られた。
どっちにしろ、私が恥ずかしいのは決定している。
潤「あと、５秒、5、4…」
「じゅ、潤！潤！」
潤「ふははっ！良くできました。」
チュ
「んっ！」
唇に潤の柔らかい唇が触れる。
優しくて、安心するキスだった。
「もう！どっちもなんてずるいです！」
潤「ばぁか！ごほーびだよ！」
「もう！絶対名前で呼びませんよ！」
潤「あ！てめぇ、じゃあ、ずっとチューしてやる！」
「ふふ、ふふふ…」
潤「クフフ、ふは、あはは！」
2人で顔を見合わせて笑い合う。
その時間がすごく暖かくて、幸せだった。
「潤！私、潤が好き！」
松本さんはニコッと笑って言った。
潤「俺も、愛してる。」
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ARS CONAN 050420(プロフ) - 夢嵐。さん» 驚かせてしまい、すみません。新しい話もよろしくお願いします！ (2020年11月28日 23時) (
レス) id: a604750d82 (このIDを非表示/違反報告)
夢嵐。 - …そうだったんですか！急に無くなったのでビビりました！他の話も頑張ってください！ (2020年11月28日 23時) (レス) id: 3a05cdac75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ARS CONAN 050420 | 作成日時：2020年8月6日 14時
