90〜Green〜 ページ43
美緒『もう、決まってんじゃないの？』
その言葉が頭の中でループする。
決まってるって、どうして分かるんだろう。
顔に出てる？
自分では気づかないうちに、出てたのかな？
美緒ねぇがわかったって事は、その人を見てるって事？
私は、誰を見てるんだろう…
「そういえば…」
昔、誰かが言ってた。
好きな人は、キラキラ輝いて見えるって。
その人といたら、嫌なことも忘れられるって。
私は、記憶を巡らせた。
悲しい時そばにいてくれた人
隣にいると安心できた人
嫌なこと全部忘れられる、魔法の笑顔を持った人
真紀「…A？食べないの？」
「ぅわっ！ううん、食べる。考え事してた。」
随分長い間悩んでたらしく、3人が不思議そうにこちらを覗いた。
その時嵐さんが2階ではしゃいでいるのが見えた。
私は、その中の1人に目が釘付けになった。
太陽みたいな顔で笑っている。
見ているだけで心がポカポカしてくる。
この気持ちは、なんだろう…
伊織「お？名前)ー！どした？」
「うん…」
真紀「恋してる顔だねぇ(ニヤッ)」
「…うん。」
わかったよ。私が好きな人。
この想いは、あなたに届きますか？
〜放課後〜
私は保健室に来ていた。
初めて彼の顔を見た場所。
あの時から、あなたの顔はキラキラと輝いていた。
その笑顔にどれだけ救われたんだろう。
ガラガラガラ
？「ごめん！待った？」
「ふふ。大丈夫ですよ、相葉さん。」
雅「よかったぁ！て言うか、なんで保健室？」
「相葉さんと初めて会った場所だからです。覚えてますか？」
相葉さんは少し悲しそうに笑って頷いた。
雅「もう、虐められてない？」
「はい！嵐さんが守ってくれたんで！」
雅「んふふ、いつでも守っちゃる！」
そう言って笑う顔に想いが高まるのがわかった。
もう、言ってしまおう。
こんなに長い間、待たせてしまったんだから。
「あの！告白の返事、聞いて下さい。」
相葉さんが帰ろうとしてあげた腰を戻し、黒い瞳で私を見つめる。
「相葉雅紀さん！あなたが好きです！」
想いを受け取ってくれますか？
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ARS CONAN 050420(プロフ) - 夢嵐。さん» 驚かせてしまい、すみません。新しい話もよろしくお願いします！ (2020年11月28日 23時) (
レス) id: a604750d82 (このIDを非表示/違反報告)
夢嵐。 - …そうだったんですか！急に無くなったのでビビりました！他の話も頑張ってください！ (2020年11月28日 23時) (レス) id: 3a05cdac75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ARS CONAN 050420 | 作成日時：2020年8月6日 14時
