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雅「あ！松潤！Aちゃ…」
潤「悪りぃ。間に合わなかった…」
悔しそうに俯いた松本さん。
他の皆も、唖然とした顔でこちらを見た。
何故だか申し訳なくなり、私は下を向いた。
ぎゅ
「え？…真紀？」
真紀「ごめんっ、ごめんね。守って、あげられなくて。怖かったよね。こんなボロボロになるまで、気づかなくて…ごめん…」
真紀は、私を抱きしめた。
私にたくさんの謝罪を言いながら。
泣いていたのか、少しかすれた声だった。
「違う、よ？真紀のせいじゃない。」
私は、否定した。
真紀の、震えている体をそっと抱きしめながら。
真紀が安心できる様に、優しく。
「これは、私が弱かったから、気を付けなかったから起こったんだよ。だから、誰も悪くないよ。」
真紀「A…」
そう、これは私が原因。
強くないせいで、松本さんも皆も心配させて
また悲しませた。
「私、強くなるから。真紀に心配かけないくらい。真紀を守れるぐらい強くなるから。」
真紀は驚いた顔で私を見た。
私は、相葉さんみたいな顔で笑った。
皆を安心させる、太陽みたいな顔で笑った。
そしてもう一度、心の中でくり返した。
さっきの誓いを、心に刻み込む様に
自分を奮い立たせる様に、強く繰り返す。
智「潤、犯人どこ行ったの？」
潤「殴ったら、伸びたから、その辺に放置した。」
翔「どうする、兄さん？」
智「今日の学園祭は、早めにお開きにする。んで、ちょっと会議しよう。」
和「そうですね。一般公開についても、考えないといけませんね。」
「あの！ご心配おかけして、すいませんでした。松本さんも、助けてくれて有難うございます。」
潤「ん。気にすんな。」
そう言うと、松本さんは少しだけ笑った。
久しぶりに見た笑顔だった。
でもその顔は、どこが寂しげな表情だった
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ARS CONAN 050420(プロフ) - 夢嵐。さん» 驚かせてしまい、すみません。新しい話もよろしくお願いします！ (2020年11月28日 23時) (
レス) id: a604750d82 (このIDを非表示/違反報告)
夢嵐。 - …そうだったんですか！急に無くなったのでビビりました！他の話も頑張ってください！ (2020年11月28日 23時) (レス) id: 3a05cdac75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ARS CONAN 050420 | 作成日時：2020年8月6日 14時
